日誌

学校日記

6年 出前授業「お金の教室」

 6年生が、新川校区にある豊橋信用金庫本店のかたを講師にお招きして、「お金の教室」の授業を行いました。「お金」が登場する前は、物々交換をしていたことや、大人になるまでに教育費が700万~2300万円かかること、お金は人の役に立った感謝の印であることなどを学びました。その後、100万円のお札がどれだけの量感があるのか知ってもらおうと、本物ではない札束を配りました。「これが100万円か」と重さを実感する子や、「お菓子の□□なら○○○○袋も買える」など、100万円で買えるものを計算する子もいました。その後、子どもたちは、講師の話を聴く中で、「お金を貯めて欲しいものを買ったり、家族にプレゼントを贈ったりするのはよいけど、誰かに影響されて必要ないものを買うのはもったいない使い方だ」と考えるようになりました。「大人になるまでに、たくさんのお金がいることを知ってびっくりしました。一生懸命に勉強して、恩返ししたい」と話す子もいて、小学生の段階から「お金」について学ぶことは大切だと思いました。

学校公開日

 6日(木)は学校公開日でした。たくさんの保護者のかたがたに、授業の様子や子どもたちの様子を参観していただきました。ありがとうございました。保護者のかたの参観で、子どもたちの表情も輝いていました。廊下や教室の背面には掲示されている作品や学習プリントは、ふだんの授業の学習成果です。子どもたちのがんばりが伝わったのであれば幸いです。授業後の学年懇談会では、この1年間で成長したことを伝えたり、来年度に向けたお話をさせていただいたりしました。今年度も残りわずかとなりましたが、最後まで子どもたちに寄り添い、学年のまとめと進級に向けた準備を行っていきます。よろしくお願いします。

5年生 動き出す

 1か月後の3月5日に行われる「6年生を送る会」に向けて、5年生が動き始めました。会の企画・運営を中心となって進める5年生がチームを作り、お世話になった6年生に感謝の気持ちを届けようと、1年から4年までの教室を回って協力のお願いをしました。6年生が各学年のころのことを思い出せるような出し物を考えてほしいことや、会場を飾るためにお花紙で花を作ってほしいことなどを説明しました。低学年でもわかりやすいような言い方を考えたり、具体物を用意して示しながら話したりしたので、言いたいことがよく伝わりました。また、職員室や校長室も回り、6年生へのメッセージ依頼をしました。代表だけが話して終わるのではなく、5年生全員が説明する機会がありました。そういうところでも、5年生が一致団結して、会を成功させようとする意気込みが伝わってきます。がんばれ 5年生!

 

今週の花「フリージア」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「フリージア」です。フリージアという名前は、この花を見つけたデンマークのエクロンさんが、親友で、尊敬しているフレーゼさんの名前から付けられました。 花の色や葉の形が水仙に似ていたことから「浅黄水仙(アサギスイセン)」と呼ばれることもあります。また、雪や氷までも甘い香りで包み込めるという意味から「香雪蘭(コウセツラン)」という別名もあり、香水やアロマオイルに使用されています。もともとのフリージアは早春に花を咲かせますが、卒業式や入学式のある3月・4月に開花するように改良したフリージアもあります。この花言葉は「希望」で、新しい環境でがんばろうとする人たちの前途を祝しています。本校の卒業式でも、フリージアの花が彩ってくれることでしょう。

6年 薬物乱用防止教室

 6年が、豊橋ちぎりライオンズクラブの方を講師に招き、薬物乱用防止教室を行いました。はじめに、薬物に関する報道を紹介しました。大人だけでなく、10代の少年も載っている記事を見て、身近な問題であることに気がつきました。薬物乱用の怖さは自分の体の健康を損なうことはもちろん、依存症になると薬物を買うためのお金欲しさに強盗をしたり、人を傷つけたりすることです。救いの忠告にも耳を貸さなくなり、大切な家族や友達も悲しい思いをさせ、関係が崩れていきます。興味半分で手を出すには恐ろしく、「気分がよくなるから、飲んでごらん」「これはハーブ(アロマ)だから大丈夫」という誘い文句に気をつけなければならないことを理解しました。自分で断ることができないときは、友達、親、先生、病院など話しやすい人に相談してほしいと呼びかけました。最後に、「違法薬物に手を出しませんか」と問いかけると、全員が自信をもって「出しません」と、力強く手をあげました。この子たちの幸せを、薬物が奪うことは決して許されません。