日誌

学校日記

学習指導研究発表会開催にあたり(1/3編)

<本校の研究の歴史>

 11月6日(水)に、本校で学習指導の研究発表会を開催いたしますが、新川小学校が、これまでどのような研究に取り組んできたのか、ひもといてみました。

昭和16年 「国民学校教育」の研究指定校に委嘱される

昭和22年 「新しい教育のあり方(トライアウトスクール)」の実験校に委嘱される

昭和24年 「楽器教育」の研究を委嘱される

昭和31年 「体育」の研究を委嘱される

昭和38年 「学校保健」の研究を委嘱される

昭和44年 「視聴覚教育(放送)」の研究を委嘱される

昭和53年 「視聴覚教育」の研究を委嘱される

平成 2 年 「読書指導並びに生徒指導推進事業」の研究を委嘱される

平成18年 「学校評価」の研究協力校に委嘱される

令和 4 年 「学習指導」の研究を委嘱される

       研究主題「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成

             ~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」 

令和 6 年 地域の教育力を活かした問題解決学習の研究成果を発表

 時代の要請に応じて、新川小学校がさまざまな研究を行ってきました。先輩方の後を受け継いで、明日の研究発表会は児童・職員ともどもしっかり取り組みたいと思います。

 

ひまわり2組 生活単元学習「行ってみたいな 大好きな新川のお店 ~勢川・豊川堂~」

 ひまわり2組の子どもたちが、生活単元の学習で校区探検を行い、自分の家の近くにはたくさんのお店があることに気がつきました。見つけたお店を地図にまとめていくと、校区でまだ行ってない場所があったことがわかりました。今回は、友達や担任とそのお店にもう一度行き、外食体験(勢川)や買い物体験(豊川堂)をして、お店のよさを確かめてきました。勢川さんに行くと、素敵なメッセージカードが用意されていて、子どもたちは照れながらもうれしそうにしていました。注文も「ぬるめで」「ネギを抜いて」と、自分の希望を伝えることができました。うどんをとてもおいしそうに食べていました。豊川堂さんでも、あたたかく迎えていただきました。「本の場所がわからなかったら、いつでも聞きにおいで」と声をかけられ、安心して目的の本を探すことができました。自分の力で本を探し、しっかりと会計を済ませ、購入することができました。お店のよさを考えるようになった子どもたちが、校区のお店のよいところをすすんで見つけ、自分たちの住んでいる町のよさを実感してほしいと願っています。

5年 算数「平均」の学習と「新川防災マップ」づくり

 「新川防災マップ」づくりに取り組んでいる5年生。ある地点から避難所までの距離や歩いていくのにかかる時間を載せたいと考えました。はじめに学校1周を何度か歩き、時間を測定すると、測定値にばらつきがあることがわかりました。子どもたちは話し合いの中で、ばらつきがあるときは、測定値をならしていけばよい(平均)と考えました。今回は、実際に校区に出て、自分が担当した地点から避難所までの時間を歩いて調べました。測定値の信ぴょう性を高めるために、4回測定しました。教室に戻ってくると、早速、かかった時間の平均を計算して求めました。自分の足でデータを集めてきたので、計算にも力が入ります。結果が出ると、「あそこから避難所まで、平均で○分かかるんだ」と、実感していました。算数「平均」の学習が、「新川防災マップ」づくりに役立っています。

今週の花「ダリア」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「ダリア」です。メキシコではダリアが国花になるほど愛されています。ダリアはそれほど美しいのですが、美しいがためにいざこざも起きています。ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとてもダリアを愛しており、たくさんのダリアを育てていました。ある日、貴婦人がダリアを譲ってほしいと現れましたが、ジョセフィーヌは断ります。そこで貴婦人は、庭師を丸めこみ球根を盗ませます。このことはすぐにバレて、怒ったジョセフィーヌは、貴婦人と庭師を追放します。この事件がきっかけで、「裏切り」という花言葉がついたそうです。また、ダリアの花言葉にはポジティブなものもあり、今回届けていただいた紫のダリアは、「気品」「栄華」があります。エピソードを聞いて納得できるほど、ダリアは美しい花です。

全校集会(表彰と後期認証式)

 10月の全校集会で、表彰と後期認証式を行いました。表彰は、「水上ビルにあったらいいな」というお店を子どもたちが立体作品にして提案する、sebone実行委員会が主催するものです。子どもたちは、ペットボトルやモール、紙粘土などを使って、ユニークなお店を提案していました。「作品のようなお店があったら、行ってみたいな」と思うものばかりでした。「まちなかデザイン賞」「水上ビル賞」「子ども建築家賞」など、多くの賞をいただきました。その後は、後期の委員長、副委員長、学級代表に認証状を渡しました。後期の代表は、その学年の最後を締めくくり、新しい学年へとつなげる大切な役目があります。みんなの気持ちを受け継いで、これまでよりバージョンアップできるようにがんばってほしいです。また、前期の代表の子は、新しい学年の始まりのなか、みんなをリードしていくことは簡単ではなかったと思います。がんばってくれたおかげで、いい委員会、いいクラスができました。ありがとうございました。後期も、みんなで代表の子をしっかり支えて、全員のチームワークで、よい学級・学校をつくってほしいと思います。