日誌

2025年3月の記事一覧

3年 出前授業「豊橋いまむかし」

 3年が、二川宿本陣資料館の学芸員を招き、社会科の学習をしました。テーマは、「豊橋いまむかし~地図と写真から学ぶ~」です。江戸時代の道具を写真で示し、名前と何に使う物なのか尋ねると、たくさんの子が手を挙げました。「それはかまどです。ご飯を作るときに使います」「あんどんです。今でいうと電気のあかりです」と、しっかり答えていました。江戸時代の食事で、魚は食べるけど肉はほとんど食べないということを教えてもらうと、「焼肉とか食べられないの…、つらい」という声が聞こえてきました。次に、新川校区にある「札木町」の、江戸時代の絵を紹介してもらいました。自分たちの暮らしている町が、江戸時代はどんなふうであったのか。子どもたちは食い入るように見ていました。「土の道路だ」「馬がいて、背中に荷物を乗せているよ」などと気づいたことを次々に発表していきました。最後に、「江戸時代」「明治大正」「現在」の吉田城周辺の地図を比較しました。江戸時代の主要道路である東海道は曲がり角が多かったこと、市電は大正時代にできて、東田までしか線路がなかったことなどがわかりました。そして、「新川」の名前の由来もわかりました。それは、「明治時代に牟呂用水を作った際、新しくできた川のある地域」ということで「新川」になったということです。「そうなんだ!」と、驚きの声が上がりました。「豊橋いまむかし」に関心が高まりました。