日誌

学校日記

新入学児童保護者説明会

 1月24日(金)に、新入学児童保護者入学説明会を行いました。既に、上のお子さんが小学校に入学している保護者のかたは安心して参加され、初めて入学する保護者のかたにとっては多少なりとも不安があったことでしょう。1年の学年主任からは、まずは手や指先をたくさん使うようにしてほしいという話がありました。小学校生活が始まると、自分のことは自分でするようになり、給食では牛乳パックを開けることもあります。お子さんが自分で手や指先を使う機会をつくり、横で見守っていただけたらと思います。教務主任からは、日課のことや登下校のこと、給食や持ち物のこと、入学式のことなどの説明をしました。保護者のみなさんは、4月当初の活動について見通しをもてたようでした。PTAからは、PTA活動についての説明がありました。教頭からはコミュニティ・スクールについての説明があり、学校・保護者・地域が一緒になって子どもを育てていくことへの協力依頼をしました。一緒に子どもたちを育てていきましょう。4月の入学式を楽しみにしています。

6年 書き初め大書の会

 平成18年(2006年)から続く行事「6年 書き初め大書の会」を、華友会から3名の講師を迎えて行いました。縦140cm、横70cmもある奉書紙に、自分の夢や目標を表す漢字一文字を、筆に思いを込めて力強く書きました。漢字には「希」「挑」「努」「輝」などが選ばれていて、小学校卒業を間近にして新しいステージに進んでいく意気込みや感謝を感じられるものが多かったです。最後に落款を丁寧に押して完成。大書は、卒業式のときに体育館に飾られ、巣立ちの様子を見守ってくれます。また、1年生が大書の様子を見学しに来て、いつも遊んでくれるお兄さんお姉さんのことを応援していました。テレビや新聞関係者も取材に来ていたので、ニュースや記事になっていたのでご覧になったかたもみえるかと思います。日本のすばらしい文化にふれたひと時でした。

 

1年 中央幼稚園との交流会

 1年生が、中央幼稚園の年長さんを招き、交流会をしました。中央幼稚園出身の子は、久しぶりに会う園の先生に手を振って歓迎していました。はじめはお互いに向き合って座り、司会役の子たちが進行しました。あいさつをした後、1年生が生活科で作った「どんぐりおもちゃ」を使って、年長さんたちと遊びました。やじろべえやマラカス、コマやけん玉など、まず1年生が遊ぶ様子を見せてから、遊び方の説明をしました。年長さんたちはすぐに理解して、楽しく遊んでいました。最後は「白くまのジェンカ」です。「右、右、左、左、前、後、前前前」と言いながら、可愛らしく踊っていました。1年生は、お兄さんお姉さんとして優しく教えたり、いい姿勢でお話を聴いたりすることができました。年長さんから「今日は、とても楽しかったです」と言われて、とてもうれしそうな表情になりました。年長さんは、小学校入学に向けて、少しでも不安が取れたのならよいです。入学を楽しみに待っています。

今週の花「キンセンカ」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「キンセンカ(金盞花)」です。キンセンカの花は「さかずき(盞)」の形をしており、黄色やオレンジ色、黄金色をしていることから、「さかずき(盞)の形をした金色の花」という意味で「キンセンカ(金盞花)」と名づけられました。キンセンカ(金盞花)の別名「長春花」が室町時代の「文明本節用集」に出ていることから、すでにその頃には日本で親しまれていたことがわかります。日本では、キンセンカを花壇などに植えて、主に観賞用として楽しんでいますが、ヨーロッパでは食用花としてハーブティーやオイル漬け、また薬草としても利用されています。キンセンカはヒマワリと同じ仲間で、太陽を見上げるように上を向いて咲きます。キンセンカのオレンジ色が、冬の教室を暖めています。

豊橋ロータリークラブ主催 児童文学作家である新藤悦子さんの講演会

 75周年を迎える豊橋ロータリークラブが世界からポリオをなくそうと、ペットボトルキャップ回収運動を呼びかけ、172万のキャップから2000人分のポリオワクチンと交換、寄付しました。新川小学校からもたくさんのキャップが集まりました。そのお礼として、豊橋ロータリークラブが主催して、児童文学作家の新藤悦子さんの講演会を開催しました。新藤さんは新川小学校を卒業されていて、旧校舎の正門と大きな地球儀を懐かしそうに見ていました。講演会の題目は「変わっていく自分 変わらない自分」です。新藤さん曰く、小学校1年生のときは引っ込みじあんで、さえなかったそうです。しかし、6年のときの担任の励ましにより、苦手だった水泳で泳げるようになったことをきっかけに、いろいろなことに自信をもてるようになったそうです。大人になると、トルコ国に興味をもち、旅行して体験したことを基にした本を初めて書きました。「ギョレメ村でじゅうたんを織る」という本です。「青いチューリップ」という本では、新人賞に輝きました。新川小学校に通っていたころの思い出を本にしたのが「ピンクのチビチョーク」です。家族を思いやる優しさがたくさん詰まっています。機会があれば、ぜひ読んでみてください。講演会が終わり、ロータリークラブのかたや新藤さんが学校を発たれるとき、「新川の子はしっかり話を聴けますね。質問をたくさんすることもできて感心しました」というお言葉をいただきました。