日誌

学校日記

6年 書き初め大書の会

 平成18年(2006年)から続く行事「6年 書き初め大書の会」を、華友会から3名の講師を迎えて行いました。縦140cm、横70cmもある奉書紙に、自分の夢や目標を表す漢字一文字を、筆に思いを込めて力強く書きました。漢字には「希」「挑」「努」「輝」などが選ばれていて、小学校卒業を間近にして新しいステージに進んでいく意気込みや感謝を感じられるものが多かったです。最後に落款を丁寧に押して完成。大書は、卒業式のときに体育館に飾られ、巣立ちの様子を見守ってくれます。また、1年生が大書の様子を見学しに来て、いつも遊んでくれるお兄さんお姉さんのことを応援していました。テレビや新聞関係者も取材に来ていたので、ニュースや記事になっていたのでご覧になったかたもみえるかと思います。日本のすばらしい文化にふれたひと時でした。

 

1年 中央幼稚園との交流会

 1年生が、中央幼稚園の年長さんを招き、交流会をしました。中央幼稚園出身の子は、久しぶりに会う園の先生に手を振って歓迎していました。はじめはお互いに向き合って座り、司会役の子たちが進行しました。あいさつをした後、1年生が生活科で作った「どんぐりおもちゃ」を使って、年長さんたちと遊びました。やじろべえやマラカス、コマやけん玉など、まず1年生が遊ぶ様子を見せてから、遊び方の説明をしました。年長さんたちはすぐに理解して、楽しく遊んでいました。最後は「白くまのジェンカ」です。「右、右、左、左、前、後、前前前」と言いながら、可愛らしく踊っていました。1年生は、お兄さんお姉さんとして優しく教えたり、いい姿勢でお話を聴いたりすることができました。年長さんから「今日は、とても楽しかったです」と言われて、とてもうれしそうな表情になりました。年長さんは、小学校入学に向けて、少しでも不安が取れたのならよいです。入学を楽しみに待っています。

今週の花「キンセンカ」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「キンセンカ(金盞花)」です。キンセンカの花は「さかずき(盞)」の形をしており、黄色やオレンジ色、黄金色をしていることから、「さかずき(盞)の形をした金色の花」という意味で「キンセンカ(金盞花)」と名づけられました。キンセンカ(金盞花)の別名「長春花」が室町時代の「文明本節用集」に出ていることから、すでにその頃には日本で親しまれていたことがわかります。日本では、キンセンカを花壇などに植えて、主に観賞用として楽しんでいますが、ヨーロッパでは食用花としてハーブティーやオイル漬け、また薬草としても利用されています。キンセンカはヒマワリと同じ仲間で、太陽を見上げるように上を向いて咲きます。キンセンカのオレンジ色が、冬の教室を暖めています。

豊橋ロータリークラブ主催 児童文学作家である新藤悦子さんの講演会

 75周年を迎える豊橋ロータリークラブが世界からポリオをなくそうと、ペットボトルキャップ回収運動を呼びかけ、172万のキャップから2000人分のポリオワクチンと交換、寄付しました。新川小学校からもたくさんのキャップが集まりました。そのお礼として、豊橋ロータリークラブが主催して、児童文学作家の新藤悦子さんの講演会を開催しました。新藤さんは新川小学校を卒業されていて、旧校舎の正門と大きな地球儀を懐かしそうに見ていました。講演会の題目は「変わっていく自分 変わらない自分」です。新藤さん曰く、小学校1年生のときは引っ込みじあんで、さえなかったそうです。しかし、6年のときの担任の励ましにより、苦手だった水泳で泳げるようになったことをきっかけに、いろいろなことに自信をもてるようになったそうです。大人になると、トルコ国に興味をもち、旅行して体験したことを基にした本を初めて書きました。「ギョレメ村でじゅうたんを織る」という本です。「青いチューリップ」という本では、新人賞に輝きました。新川小学校に通っていたころの思い出を本にしたのが「ピンクのチビチョーク」です。家族を思いやる優しさがたくさん詰まっています。機会があれば、ぜひ読んでみてください。講演会が終わり、ロータリークラブのかたや新藤さんが学校を発たれるとき、「新川の子はしっかり話を聴けますね。質問をたくさんすることもできて感心しました」というお言葉をいただきました。

3年 クラブ見学

 クラブ活動は、4年生から6年生が参加しますが、今回は3年生がその様子を見学して、来年度の参考にするための「クラブ見学」を行いました。3年生は担任と一緒に全クラブを見学しました。ボードゲームクラブでは、ゲームをする様子をじっくり見ていました。ゲームをする高学年も少し緊張気味で、背筋を伸ばしてゲームをしていました。イラストクラブでは、クラブ長が作品の説明したので、3年生は興味深く見学することができました。ボール運動クラブでは、高学年が一度試合を止めて、3年生にあいさつをした後、再開しました。3年生に礼儀正しさを教えてくれました。手芸&ペーパークラフトクラブでは、高学年がミシンやアイロンを器用に使っているところを見て、感心しながら見ていました。3年生には、よいクラブ見学となりました。

待ち遠しい「なかよし班」活動

 子どもたちが楽しみにしている「なかよし班」で遊ぶ日がやってきました。この日に向けて、高学年が遊びを考えてきました。運動場では、王道の「ドッジボール」、人気の「バスケットボールフリースロー」、低学年でも楽しめる「輪投げ」「鬼ごっこ」を、寒風を感じさせない元気さで遊んでいました。校舎の中では、定番の「トランプババ抜き」「イラストしりとり」、室内でも安全に運動量を増やしたいと工夫した「ハイハイごっこ」、少しの動きを見つけにくい「床伏せあり・だるまさんが転んだ」で盛り上がっていました。今の「なかよし班」のメンバーで遊ぶこともあとわずか。それぞれの子の心に「楽しい」が残るとよいです。

避難訓練(不審者対応)

 不審者対応の避難訓練を行いました。目的は、不審者が侵入した際の緊急放送や対処方法、避難の仕方について知り、子どもたちが自分の身を守るために落ち着いて素早く行動できるようにすることです。はじめに、不審者に気づいた職員が、安全な距離を保ちながら話しかけるとともに、応援を呼んで子どもたちのいる場所から遠ざけました。不審者がいる場所によっては、運動場に避難したり、教室に鍵をかけて静かに身を潜めたりしました。子どもたちは、真剣に、落ち着いた態度で行動することができました。学校の外で不審者に遭遇したときは、「110番の家」や近くの家に駆け込むように話をしています。不審者が出ないことがいちばんですが、もしも子どもが助けを求めてきた際には保護していただき、学校に連絡をくださいますようよろしくお願いします。

今週の花「菜の花」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「菜の花」です。草丈は1mくらいで、田畑のあぜ道や川沿いで咲く姿をよく見かけます。まだ肌寒い早春から咲き始め、いちめん黄色に染まった「菜の花畑」は春の風物詩ともいえます。菜の花を見かけると、「もう春になったんだな」と、学年末や新学期が始まることを連想させます。また、菜の花の種子をしぼると菜種油が採れ、食用油としても利用されています。さらに、おひたしとして食卓にあがるなど、私たちの生活にとても身近な植物です。お隣の田原市では、菜の花を「市の花」に制定し、「菜の花まつり」を開催して、春の訪れを盛り上げています。豊橋鉄道の渥美線では、車両に菜の花をラッピングしたカラフルトレインが走り、見る人を楽しませています。もう、学年末だなぁ。

読み聞かせ

 3学期になってはじめての、ボランティアさんと教員による読み聞かせがありました。子どもたちに本のおもしろさを味わってもらおうと、どんな内容にしようかと考えを巡らせています。ある教室では、「うどん対ラーメン」の絵本を使って読み聞かせを行っていました。「ラーメンとうどんのどちらがおいしいのか。味の勝負ではなく、ナルトやお揚げなどの具材を使った技の掛け合いバトルが始まります。そこに、そばが出てきてお互いのよさを知らせ、仲よくさせます。最後に3麺(人)は、スパゲッティを食べに行くのでした」 登場人物の性格を捉えた話し方と強弱や間を上手に取り入れた読み聞かせに、子どもたちは物語の世界に引き込まれました。そして、ユーモアと展開の意外さに、終始笑い声が止まりませんでした。

3学期の給食開始

 3学期の給食が始まりました。給食は、子どもたちにとって特別な楽しみの一つです。冬休みが終わり、久しぶりに友達と顔を合わせ、みんなで食べる給食を心待ちにしていたことでしょう。3学期はじめての給食のメニューに、温かいポークビーンズやおいしいコロッケ、愛知県産の小麦粉をふんだんに使ったロールパンが登場し、寒い季節にぴったりのほっとする味わいが子どもたちに喜ばれます。冬休みや3連休、これからの話などで盛り上がりながら、久々の学校給食を楽しむ姿は微笑ましいものです。給食の時間は栄養をしっかりと摂るだけでなく、友達とのコミュニケーションを深めたり、食事に対する感謝の気持ちを育む場でもあります。「いただきます」「ごちそうさまでした」