日誌

学校日記

6年 プロから話し方を教わる

 6年生が、これまで学習してきたSⅮGsについて、自分の想いをプレゼンテーションでわかりやすく伝えたいと意識するようになりました。子どもたちの「上手に話す手本を見たい」という願いが高まったので、地域にある事業所「プロスタッフ」の横田さん(番組でニュースを読む、現場のリポーター、スポーツ実況などを仕事にしている)に依頼をして、わかりやすい話し方について、教えていただく機会を設けました。当日、はじめに横田さんが出演された番組を視聴しました。その後、子どもたちが使っている教科書を活用して、わかりやすく話す手本を示していただきました。子どもたちは、どのように話すのか興味津々です。聞き手にわかりやすい話し方は、さすがにプロ。感動した子どもたちは、「もう一度聞きたい」と真剣にリクエストしていました。横田さんからは「上手に話そうと考えるよりも、いちばん伝えたいことは何かを意識して話すとよい」などのアドバイスをいただきました。最後に「プレゼン、がんばってね」と応援してもらい、子どもたちは発表に向けてやる気満々。わかりやすく話すためのポイントを整理したり、繰り返し練習したりして、意欲的に活動しています。

オンラインスタディ「夏休みの科学工作を振り返ろう」

 とよはし版 GIGA スクール構想の柱である「オンラインリアルタイム学習」で、今回は「夏休みの科学工作を振り返ろう」の講座を受けました。全校が体育館に入り、視聴覚教育センターからのリアルタイムの動画をステージにある大きなスクリーンに投影しての学習です。はじめに、夏休みに募集のあった「小学生サイエンスアイデア作品展」で、最優秀賞や優秀賞を獲得した作品を紹介しました。水の循環の様子(海→蒸発→雲→雨→川→海)を水の分子模型を使って表現したり、地震の発生メカニズムでプレートが引っ張られる様子を、プレートに見立てた素材の摩擦を活用して表現したりと、入賞にふさわしい作品ばかりでした。紹介した後には、学芸員が作品のよいところを解説したり、オンラインで質問などをしたりしました。よい作品にするためのポイントを教えていただいたので、次の募集が楽しみです。作品つくりを通して、自分なりの考えやおもしろいアイデアを見つける楽しさを感じてほしいと思います。

ごきげん集会⑥

 今回の「ごきげん集会」は、委員会からの連絡と「一芸披露」です。はじめに、給食委員会が「苦手なものでも、一口食べようキャンペーン」の表彰を行いました。全ての学級がしっかり取り組み、表彰の対象になりました。栄養バランスをよくするため、キャンペーンが終わっても続けてほしいです。次に、運営委員会が、赤い羽根共同募金の協力へのお礼を伝えました。集まった金額をクイズ形式にして、楽しく報告しました。次に、4年生が中心となって行うあいさつ運動について、代表8人が説明しました。「学年の違う子にも」「階段でも」「帰り道でも」「『おはよう』だけでなく『こんにちは』も」など、「誰にでも、どこでもあいさつをしよう」と呼びかけました。最後に放送委員会が、「今月のめあて」を動画で発表しました。動画を作るにあたり、台本を考えたり、セリフを覚えて演技したりと、工夫することが多かったことと思います。見る側は大変盛り上がり、時間をかけて作ったかいがありました。ごきげん集会の大トリは、「一芸披露」です。体の柔軟性をいかして後方一回転をしたり、滑らかな指の運びでピアノを演奏したりしました。「ごきげん集会」は、いつも楽しいです。

今週の花「研究発表会オリジナルアレンジ」

 今回は、いつもお花を届けてくださる花一さんに、研究発表会で教室を飾るお花をお願いしました。名付けて「研究発表会オリジナルアレンジ」。内容は「アルストロメリア・セロシア・カーネーション・スプレー菊」の4種類です。「アルストロメリア」は、花びらにまだら模様や縞模様がついているのが特徴で、カラフルで、華やいだ雰囲気があります。和名は、「百合水仙(ユリズイセン)」や「インカの百合」などがあり、花が百合(ユリ)や水仙(スイセン)に似ていることや、かつてインカ帝国が栄えた場所に生息していたことが由来です。「セロシア」は、鶏の頭に似た真っ赤やピンクの燃えているかのような色で、キャンドルケーキとして販売されるほどきれいな植物です。名前は、ギリシア語の「Keleos」という言葉が由来となっていて、「燃やした」という意味があります。子どもたちは「研究発表会オリジナルアレンジ」に見守られながら、授業で考えを深めていました。

学習指導研究発表会開催にあたり(3/3編)

 立冬を翌日にひかえた11月6日、気持ちよく晴れわたった青空の下、新川小学校の学習指導研究発表会を開催しました。市内・市外を合わせて総勢600名ものかたがたに授業を参観していただきました。子どもたちはその多さに驚いていましたが、ふだんのような授業で活躍する姿を見せていました。ご参加された皆様からいただいたご意見を参考にして、これからも地域との連携を大切にした教育活動を、さらに進めていきたいと思います。これまで本研究に対し貴重なご指導ご助言をいただきました先生がた、温かいご支援をいただきました地域や保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

学習指導研究発表会開催にあたり(2/3編)

 11月6日は、研究発表会当日です。本校は、令和4・5・6年度の3年間、豊橋市教育委員会・豊橋市現職研修委員会から「学習指導」の研究委嘱を受けました。研究主題は「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成 ~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」で、地域の教育力を活かした問題解決学習をいかに進めることができるのか、研究してまいりました。その成果を研究概要説明・公開授業のかたちで発表します。研究概要説明会には、地域の代表として、学校運営協議会会長の高須さん、新川コネット会長の井垣さんも登壇して、どのように組織を作り、学校と地域が協働してきたのかを説明します。その後に公開授業を行います。多くの参観者に観られても、子どもたちはいつもと同じような姿で授業に臨むことができると思います。よろしくお願いいたします。

学習指導研究発表会開催にあたり(1/3編)

<本校の研究の歴史>

 11月6日(水)に、本校で学習指導の研究発表会を開催いたしますが、新川小学校が、これまでどのような研究に取り組んできたのか、ひもといてみました。

昭和16年 「国民学校教育」の研究指定校に委嘱される

昭和22年 「新しい教育のあり方(トライアウトスクール)」の実験校に委嘱される

昭和24年 「楽器教育」の研究を委嘱される

昭和31年 「体育」の研究を委嘱される

昭和38年 「学校保健」の研究を委嘱される

昭和44年 「視聴覚教育(放送)」の研究を委嘱される

昭和53年 「視聴覚教育」の研究を委嘱される

平成 2 年 「読書指導並びに生徒指導推進事業」の研究を委嘱される

平成18年 「学校評価」の研究協力校に委嘱される

令和 4 年 「学習指導」の研究を委嘱される

       研究主題「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成

             ~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」 

令和 6 年 地域の教育力を活かした問題解決学習の研究成果を発表

 時代の要請に応じて、新川小学校がさまざまな研究を行ってきました。先輩方の後を受け継いで、明日の研究発表会は児童・職員ともどもしっかり取り組みたいと思います。

 

ひまわり2組 生活単元学習「行ってみたいな 大好きな新川のお店 ~勢川・豊川堂~」

 ひまわり2組の子どもたちが、生活単元の学習で校区探検を行い、自分の家の近くにはたくさんのお店があることに気がつきました。見つけたお店を地図にまとめていくと、校区でまだ行ってない場所があったことがわかりました。今回は、友達や担任とそのお店にもう一度行き、外食体験(勢川)や買い物体験(豊川堂)をして、お店のよさを確かめてきました。勢川さんに行くと、素敵なメッセージカードが用意されていて、子どもたちは照れながらもうれしそうにしていました。注文も「ぬるめで」「ネギを抜いて」と、自分の希望を伝えることができました。うどんをとてもおいしそうに食べていました。豊川堂さんでも、あたたかく迎えていただきました。「本の場所がわからなかったら、いつでも聞きにおいで」と声をかけられ、安心して目的の本を探すことができました。自分の力で本を探し、しっかりと会計を済ませ、購入することができました。お店のよさを考えるようになった子どもたちが、校区のお店のよいところをすすんで見つけ、自分たちの住んでいる町のよさを実感してほしいと願っています。

5年 算数「平均」の学習と「新川防災マップ」づくり

 「新川防災マップ」づくりに取り組んでいる5年生。ある地点から避難所までの距離や歩いていくのにかかる時間を載せたいと考えました。はじめに学校1周を何度か歩き、時間を測定すると、測定値にばらつきがあることがわかりました。子どもたちは話し合いの中で、ばらつきがあるときは、測定値をならしていけばよい(平均)と考えました。今回は、実際に校区に出て、自分が担当した地点から避難所までの時間を歩いて調べました。測定値の信ぴょう性を高めるために、4回測定しました。教室に戻ってくると、早速、かかった時間の平均を計算して求めました。自分の足でデータを集めてきたので、計算にも力が入ります。結果が出ると、「あそこから避難所まで、平均で○分かかるんだ」と、実感していました。算数「平均」の学習が、「新川防災マップ」づくりに役立っています。

今週の花「ダリア」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「ダリア」です。メキシコではダリアが国花になるほど愛されています。ダリアはそれほど美しいのですが、美しいがためにいざこざも起きています。ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとてもダリアを愛しており、たくさんのダリアを育てていました。ある日、貴婦人がダリアを譲ってほしいと現れましたが、ジョセフィーヌは断ります。そこで貴婦人は、庭師を丸めこみ球根を盗ませます。このことはすぐにバレて、怒ったジョセフィーヌは、貴婦人と庭師を追放します。この事件がきっかけで、「裏切り」という花言葉がついたそうです。また、ダリアの花言葉にはポジティブなものもあり、今回届けていただいた紫のダリアは、「気品」「栄華」があります。エピソードを聞いて納得できるほど、ダリアは美しい花です。

全校集会(表彰と後期認証式)

 10月の全校集会で、表彰と後期認証式を行いました。表彰は、「水上ビルにあったらいいな」というお店を子どもたちが立体作品にして提案する、sebone実行委員会が主催するものです。子どもたちは、ペットボトルやモール、紙粘土などを使って、ユニークなお店を提案していました。「作品のようなお店があったら、行ってみたいな」と思うものばかりでした。「まちなかデザイン賞」「水上ビル賞」「子ども建築家賞」など、多くの賞をいただきました。その後は、後期の委員長、副委員長、学級代表に認証状を渡しました。後期の代表は、その学年の最後を締めくくり、新しい学年へとつなげる大切な役目があります。みんなの気持ちを受け継いで、これまでよりバージョンアップできるようにがんばってほしいです。また、前期の代表の子は、新しい学年の始まりのなか、みんなをリードしていくことは簡単ではなかったと思います。がんばってくれたおかげで、いい委員会、いいクラスができました。ありがとうございました。後期も、みんなで代表の子をしっかり支えて、全員のチームワークで、よい学級・学校をつくってほしいと思います。

6年 家庭科「だし」の学習

 6年生が、家庭科で、和食の基本となる「だし」について学習しtています。「校区にある、だしを使った飲食店がどこにあるか知っていますか」と聞いたところ、「『東京庵のうどんは、だしがきいていておいしい』ってお母さんが言っていたよ」と発言したことから、「だしについて、よくわからないことがあるな」と疑問をもちました。そこで、このお店と連絡を取り、飲食店の専門家からだしやうどんについてお話を聴く機会を設けました。実際にお店に行くと、お客さんが座る席に案内され、子どもたちの学習意欲が一層高まりました。このお店では、だしに通常のしょう油等を加えた赤つゆと、白しょう油等を加えた白つゆがあり、メニューにより使い分けていることがわかりました。一人一人にうどんを出してもらうと、ふだんは何気なく食べているうどんをよく観察したり、においを嗅いでみたりして、ゆっくり味わって食べていました。お客さんにおいしく食べてもらうために、お店の大将が全国を回って味を開発しているというお店の努力も知り、納得した様子でした。子どもたちは、だしを用いることでうま味が増すという、だしの役割について実感することができました。

5年 校区の防災調べ ~防災マップ作り~

 5年生は、総合的な学習の時間に、市役所のかたや元自治会長のかたを招いて、地震や防災のことを学習しています。子どもたちの意識が、校区の防災に向かっているので、校区探検をして調べることになりました。学級を5つの班に分け、それぞれの班が責任をもって調査します。PTAや職員がそれぞれの班に同行して、さあ出発です。道中で見つけたもの(消火器、消火栓、防火水槽、備蓄倉庫、AED、自動販売機、地震の際に倒れてきそうなもの)は、地図に書き込んだり、タブレットで画像を撮ったりしました。また、コンビニエンスストアやドラッグストア、理髪店や防災会長のお宅を訪ねてインタビューをしました。そのなかで、「近所に住む高齢者や体の不自由なかたに声をかけて、助け合っていくことも防災の一つだと思う」という、新しい視点のお話を聴くことができました。ご協力いただいた校区のかたがた、ありがとうございました。この後の授業で、各班で調べたことを発表します。

今週の花「秋桜(コスモス)」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「コスモス」です。秋の風物詩ともいえるコスモス。秋晴れの日に、風に吹かれてゆらゆら揺れている淡いピンクや白色の花のコスモスを見ると心が癒されます。名前はギリシャ語の「kosmos」からきていて、「装り」「美しい」という意味があります。(また、この意味から、星が美しく瞬く宇宙のことを「cosmos」と呼ぶようになりました)コスモスの和名「秋桜」は、コスモスの花が秋に咲くこと、花びらが桜を連想させることから名付けられました。今は「秋桜」とかいて「コスモス」と読みますが、コスモスが日本に渡来した明治初期頃は、そのままの訓読みで「あきざくら」と呼ばれていました。「秋桜」が「コスモス」と呼ばれるようになったのは、昭和52年、山口百恵さんが歌ってヒットした『秋桜』という曲の歌詞で、「秋桜(あきざくら)」を「コスモス」と読ませたことがきっかけのようです。♪淡紅の秋桜(コスモス)が秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている♪ その後の歌詞の展開が、心をジーンとさせます。

外国語(英語スピーチ)

 小学校5・6年生の「外国語」の主な目標は、外国語による聞く・読む、話す・書くなどの言語活動を通して、コミュニケーション力を育成することです。今回の授業では、子どもたちがペアになって新川の先生にインタビューし、その内容を英語でスピーチして紹介し合いました。はじめに、スピーチを上手に行うためのポイント「Clear voice」「gesture」「eye contact」「Speed」「Smile」を確認しました。その後、インタビューした先生の画像を出して、“This is Mr.(Ms.)○○.”と紹介すると、「どんな先生か」「先生ができることは何か」と英語で質問されるので、“He is kind.”“He can drive a car.”“She likes listening to  music.”などと英語で答えていました。発音もなかなかのものでした。Thank you. Nice talking to you.

10/22 今日の給食

今日 の給食 は、くろロール、牛乳 、マカロニのクリーム煮 、ビーンズサラダ、さつまいもチップスです。マカロニのクリーム煮 は、とり肉 や野菜 を牛乳 や生 クリームで煮 てあります。乳製品 がたっぷり入 っているため、体 をつくるたんぱく質 やカルシウムが多 く、成長期 のみなさんにぴったりな料理 です。今日 は、ツイストマカロニが入 っています。味 わって食 べてください。

3年 出前授業「火災について学ぼう」

 豊橋市消防本部のかたをお招きして、3年生が出前授業「火災について学ぼう」を行いました。火災の恐ろしさを知るとともに、火災に対する知識を高めることをねらいとしています。消防本部のかたから、火災の煙には有毒ガスが含まれているので、吸い込まないようにハンカチ等を口に当てることや、煙は高い所に移動するので、低い姿勢で避難することの大切さを教えていただきました。有害ガスのない「煙体験」をした子どもたちは、「煙で前が見えなくなった」「低い姿勢だと、速く動くのが難しい」など感想をもちました。また、初期消火に欠かせない消火器の設置場所や使い方についても教えていただきました。実際に水の入った消火器を使ってみると、どの子も上手に操作して、ねらったところをめがけて噴射していました。火災から命を守る4つのポイント ①火災をいち早く発見 ②すぐ119番通報 ③消せそうなら、すぐ消火 ④消せなかったら、すぐ避難。今日の体験をもとに、火災の予防について、授業でもう一度考えます。

  

6年 公演鑑賞「ガンバの大冒険」

 公演鑑賞事業の一環として、6年生がとよはし芸術劇場プラットで、劇団四季ミュージカル「ガンバの大冒険」を観ました。新川小だけでなく、他校の6年生も一緒に鑑賞しました。物語は、「ネズミたちのバーティに、傷だらけの小ネズミ、忠太が助けを求めてきた。忠太は、故郷の島を支配する残忍で巨大な白イタチ『ノロイ』を倒すため、力を貸してほしいと言う。元気で、勇敢なガンバは、仲間と共に島を目ざす」というもの。ノロイとの攻防は、ハラハラドキドキの連続です。子どもたちは、演者と一緒に手拍子をしたり、歌を口ずさんだりと、舞台を楽しんでいました。終演後には、「〇〇(登場人物)が、◇◇になればよかったのにな」などと、口々に感想を語り合っていました。よい舞台は、子どもの心を豊かに育ててくれます。原作者の後日談を聞いたことがあります。ノロイは、八丈島にネズミ駆除の目的で放たれたイタチをヒントに創作したそうです。実は、ノロイは人間の味方であり、ガンバや仲間たちは駆除したい相手になります。立場により、同じ存在でも全く反対の感情がうまれます。いろいろと考えさせられるエピソードです。

5年 出前授業「柳生川の氾濫と浸水被害」 

 5年生が、元・松山校区自治会長の宮下さんを講師に招き、身近な柳生川で起き浸水被害について話を聞きました。平成20年8月28日、お昼ごろから雨が激しく降り、180分で125.4mmという記録的な豪雨がありました。宮下さんの記憶では、1時間以上も雷が鳴り続けていたそうです。やがて柳生川が氾濫して、床上・床下浸水の浸水被害が発生しました。家の周りの地面が見えず、川のようになっても雨は降り続いている。家に入ってきた水を外に掃き出しても、それ以上の水が入ってくる。家の床から、水と泡がぷかぷかと出てくるようになる。これからどうなってしまうのか。実際に体験した人でなければ、その怖さは想像もつかないことでしょう。子どもたちは、いくつか質問をするなかで、今は「地下河川」を整備していて、豪雨の被害を少なくするようにしていることを知りました。先日、5年生は、防災危機管理課のかたから、ハザードマップについて教えていただきました。地震だけでなく、浸水被害も視点に入れて、さらに充実したハザードマップを作れそうですね。

今週の花「スターチス」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「スターチス」(学名は「リモニウム」)です。「スターチス」の名前は、ギリシャ語の「statizo(止める)」が語源で、下痢の症状をやわらげる薬草として利用されてきたからとされています。和名は「花浜匙(はなはまさじ)」で、浜辺によく咲くことと、花の形が匙(スプーン)に似ていることから名づけられました。日本へは昭和になってから入ってきました。スターチスは、花持ちがよいのが特徴です。それは花のつくりに秘密があり、「花」に見える色のついている部分が、実は「ガク」です。(花は、ガクの中に咲く小さな白い点々) 花が終わってもガクの部分は残るので、花が長持ちしているように見えます。そのため花言葉は「変わらない」という特徴からイメージされたものが多く、「永遠に変わらない心」「途絶えない記憶」などがあります。花の名前や花言葉の由来などを知ると、その花を身近に感じられて楽しいです。