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2025年2月の記事一覧

いじめを生まない環境づくり(1年道徳)

 2月5日(水)2月4日(火)1年生の道徳の授業では、「全国子どもいじめサミット」に参加した生徒がいじめについて問題提起をし、いじめが起こらないようにするための環境づくりについてグループ内で協議し、最後に意見交換を行いました。

 話し合いを終えて、振り返りには、「ちょっとした誤解からトラブルにつながってしまうことがあると思ったので、伝え方や相手がどうとらえるのかを考えて話したいと思った。」「自分が関わってなかったら、放っておく意見だったけど、周りの意見を聞いて、いじめがあったら困っている人に寄り添うことも必要なのかなと考えました。」などの記述がありました。また、「インターネットでは相手の表情や気持ちが見えないので、誤解を生まないように慎重にやり取りするようにしたい」というネットトラブルに関することや、「人によって考えや価値観がちがうので、いじめをなくすのは難しい」という本質に迫る部分について記述している感想もありました。

 最後に提案者が、「今日の話し合いで出た意見をこのクラスでも実践し、いじめを生まない温かい環境をつくっていきましょう。」とまとめてくれました。

柔道の授業では、試合を行っています。(1年体育)

 2月5日(水)体育の柔道の授業では、これまでに受け身を4種類、投げ技を2種類、固め技を3種類学習しました。今日は、固め技を使って試合を行い、審判の練習も同時に行いました。固め技は、上四方固、横四方固、袈裟固のいずれかを使います。柔道のルールを覚え、礼儀を重んじた公正な態度や事故防止に必要な行動などを学習するために、生徒自身も審判を行うそうです。「先生、今日一本取ったよ」と嬉しそうに話してくれる生徒もいました。

 柔道の授業の最後には、団体戦も行うそうです。けがも多いので、安全に配慮しながら、日本固有の伝統と文化に親しむとともに、礼儀作法や相手への思いやりなどを学んでいってほしいと思います。

 最後は正座して礼をし、柔道着をきちんとたたみ、敷き詰めた畳を片付けて終わりました。

マツの剪定をしています。

 今、校内のマツの剪定をしていただいています。校舎の前の築山にあるマツなど17本のマツの剪定をお願いしていますが、お一人でやっているので、6日間はかかると聞きました。剪定は、とても繊細で大変な作業だと思いました。

 前芝中学校の築山にマツを植えたときから50年以上も同じかたが剪定をしてくださっていたそうです。そのかたが昨年2月に亡くなられ、そのお弟子さんが引き継いでくださっています。

 前芝中のマツはかなり老木だそうです。でも、同じ人の手で、愛情をこめて剪定してきてくださったおかげで形もよく、健康に保たれています。きれいに樹形が整えられたマツは青空によく映えていました。

花壇の花々もきれいに咲いて、春の訪れを感じさせてくれています。

「少年の日の思い出」の感想交流(1年国語)

 1年生の国語では、「少年の日の思い出」という物語の学習をしてきました。学習のまとめとして、①全体を読んだ感想 または②クジャクヤママユを僕がつぶしてしまったときの気持ち のどちらかについて一人一人が原稿用紙に感想を書きました。その発表会が2月3日(月)4時間目と4日(火)5時間目に行われました。

 どの生徒もみんなのほうに身体を向けて聞き取りやすい声で発表することができました。自分の経験を例に挙げて気持ちを想像したり、自分の思いを短い言葉でまとめたりするなど、表現方法も工夫していました。感想交流をとおして、様々な見方や考え方を知るよい機会となりました。

 

「夢をかなえた先輩に学ぶ会」の第2回目の振り返りを紹介します。(2年生キャリア教育)

2月4日(火)今日は、「夢をかなえた先輩に学ぶ会」の第2回目の振り返りを紹介します。いよいよ3年生になり進路選択が近づいてきている2年生の皆さんにとって、将来について、生き方について考え、学ぶことができたようです。

〇どのような状況でこの仕事を選ばれたのかや、これからどう進んでいけばよいのかなど、たくさんの素敵なお話をありがとうございました。目標に向かっているときに失敗しても大丈夫だと聞き、安心しました。

〇どんなに小さくても一つ一つ積み重ねで目標に近づくという言葉がとても心に響きました。勉強は苦手だけれど、目標を決めて将来のために努力していきたいなと思えました。

〇今日のお話を聞いて、命を扱う仕事に少し興味が湧きました。夢を目標にして、その目標に向かって計画を立てられるよう頑張ろうと思えました。

〇「できないことを考えるよりも、どうしたらできるかを考える」ことなど、塩野谷さんの経験からのお言葉が強く印象に残りました。

〇夢を目標にするということがとても印象に残りました。計画を立て、失敗をどんどん重ねて学んでいくということを忘れず生活していきたいと思えました。

〇いろいろお話をしていただいて、うずらのことや命のことについて考えを深めることができました。タカのぴーちゃんとも触れ合わせていただけて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

〇養鶉業のお話を通して、将来のことを深く考えようと思えました。私はやってみたいことなどをよく思い浮かべるのですが、それを一つに固めて目標とし、一つ一つ頑張ることを積み重ねていきたいと思います。

〇豊橋はうずらの生産量が日本で一番多く、全国でうずらの農家は25か所しかないことに驚きました。私も将来の夢があり、その夢をかなえるために計画を立てたいと思いました。

〇「勇気」と「可能性」を感じることができました。今思っている小さな夢やきっかけが、将来の自分につながるとわかりました。これから一歩一歩勉強や運動で努力し、自分の夢を叶えたいです。

〇夢を叶えるためには目標をもって計画を立てて、小さなことでも少しずつ進んでいくことが大切だとわかりました。

第2回「夢をかなえた先輩に学ぶ会」で養鶉業を営んでいる塩野谷様が来校されました。(2年生キャリア教育)

  2月3日(月)今日は、1月27日(月)にも行われた「夢をかなえた先輩に学ぶ会」の第2回目として、前芝校区で養鶉業を営んでいる塩野谷和昭様にお越しいただき、お話をしていただきました。10月の職場体験学習の際に、生徒が選んだ事業所の中になかった第一次産業ということで、今回依頼をしました。

 養鶉業(ようじゅうぎょう)のお話だけでなく、どのような状況でこの仕事を選んだのか、これから生きていくうえで大切にしてほしいことなどを、とても丁寧な言葉でわかりやすく伝えてくださいました。「命を扱う職業」の大変さと面白さが伝わってきました。また、がんばってきた自分のことを「良い賞はあげられないかもしれないけど、努力賞くらいはあげられるかな」という言葉がとても印象に残りました。

 塩野谷様の素敵な言葉を子どもたちも大切に受け取り、振り返りに書いてくれました。後日紹介させていただきます。野鳥を追い払う目的で飼っているタカの「ぴーちゃん」も遊びに来てくれました。前芝中3年の息子さんが名付け親だそうです。ぴーちゃんは終始ご機嫌で、子どもたちが優しく撫でると喉を鳴らしてくれました。