行事・日々の様子(R6)
3年生は体育でアルティメットディスクを使った授業をしています。
12月16日(月)今、3年生は体育でアルティメットディスクを使った授業をしています。アルティメットとは、アメリカ発祥のフライングディスク(俗に言うフリスビー)を用いたスポーツで、7人対7人で行うチームスポーツです。攻撃側と守備側にそれぞれに分かれて攻撃側は1枚のディスクをパスしながら運び、エンドゾーンを目指しパスを繋いで進めていきます。ディスクを持って走ることはできないので、パスをつなぎ、攻める方向のエンドゾーン内でキャッチすると得点が入ります。守備側は空中に浮いているディスクをはたくか、キャッチする(インターセプト)、もしくは相手のパスが地面に落ちると攻守交代となります。
審判を選手自身が行う「セルフジャッジ」のため、”相手を尊重する心”や”自分たちで競技を進める能力”が鍛えることができるので、そういう効果もあり、徐々に学校の授業でも採用され始めているそうです。
初めてアルティメットの体育の授業(3年1組)を見学に行きました。そこで感じたのは、「運動が苦手な生徒も楽しくできること」「ディスクを追いかけてかなりの運動量が確保できること」「チームで声をかけ合う必要性があること」などがこの種目のよさだなと感じました。
まだ数時間しかやっていないのに、なかにはディスクのコントロールができたり、飛びついてうまくキャッチしている生徒もいました。とにかくみんながしっかり走り回って楽しんでいたのが印象的でした。
1年生も持久走をがんばっています!
12月13日(金)今日は、1年生は、体育の授業で、男子は1,500m、女子は1,000mのタイムを計測しました。男子のあと、女子が走りました。自分たちが走っていないときは、タイムの計測をしながら、大きな声で声援を送っていました。中には、声援を送りながら一緒に走っている生徒もいました。
来週も持久走の授業が続きます。苦手な人もいるかもしれませんが、がんばってほしいですね。
冷たい朝でしたが、あいさつ運動を行いました!
12月13日(金)今日は、空気が冷たい日でしたが、朝からあいさつ運動がありました。中には半袖の制服で参加している生徒もいましたが、今日も元気いっぱいのあいさつを響かせてくれました。
全校集会で生徒会によるお楽しみ企画「〇✕クイズ大会」がありました!
12月12日(木)今日は、6時間目に全校集会がありました。
初めに、理科スケッチ展、小柴記念賞、明るい社会づくりの表彰を行いました。
次に、生徒会によるお楽しみということで、〇✕クイズ大会を行いました。間違えて悔しがったり、復活チャンスが訪れると大喜びしたりするなど、大盛り上がりでした。
クイズの途中で、旧生徒会の3年生にも協力してもらい、伊奈銅鐸発見当時の様子や1回目の銅鐸の里帰りの様子の劇を披露してくれました。新旧生徒会役員の皆さんが、大正時代の様子を想像し、上手に演技をしてくれたおかげで、全校生徒は楽しく銅鐸発見の様子を知ることができました。
また、平成27年度前期の生徒会の皆さんが制作したかわいい「どうたくん」が土の中から登場すると、全校生徒から歓声が上がりました。今まで登場機会がなかなかなかった「どうたくん」ですが、愛らしくて、みんなの目は「どうたくん」に釘付けでした。その劇の中から2問が出題され、最後まで楽しく〇✕クイズ大会ができました。
いよいよ12月19日(木)に銅鐸見学に行きます。2回目の豊橋への里帰りです。楽しみですね。
「銅鐸の国」開催にあたって その5(最終)
12月11日(水)「銅鐸の国」開催にあたって その5(最終)
豊川市教育委員会にお勤めの前田様(前芝出身)から情報をいただき、平成19年(出土から83年)に一度里帰りしていることがわかりました。前芝地区市民館で里帰り展が開催されるまでの経緯が東愛知新聞に掲載されていました。その記事の一部を抜粋して紹介させていただきます。
【伊奈銅鐸里帰り展 於:前芝地区市民館】
今週、ついに伊奈銅鐸の里帰りが実現。大正時代に小坂井村で伊奈で発見、東京国立博物館に収蔵されている銅鐸3点が、初めて〝一時帰郷″する。前芝地区市民館で(平成19年)10月11日から16日、自治会関係者らが「伊奈銅鐸里帰り展」を開き、83年ぶりに地元披露される。
(中略)
発見から約1年後、26年2月に国が購入し、東京国立博物館で展示されてきた。
里帰りを実現させた中心人物は、元前芝校区総代会長の林矩道さん(75)。父から発見当時の話を聞いて興味をふくらませ、「いつか銅鐸を戻したい」と夢を持ち続けた。85年に総代会長になった時、この話を専門家に持ちかけたが、「できるわけない」と一蹴された。
しかし、林さんは、「われわれの世代が銅鐸のことを伝えなければ、いつか忘れ去られてしまう」と決意。豊橋美術博物館の学芸員に協力を求め、昨年(平成18年)12月に国立博物館を訪ねて直談判した。美術品運搬にかかる100万円があれば、実現することがわかり、今年(平成19年)4月に自治会長ら20人が里帰り推進委員会を発足。地元有志から資金を集め、実現にこぎつけることになった。(後略)<2007年(平成19年)9月8日の「東愛知新聞」より>
今回開場式に参加し、前芝出身の前田様にお話を伺えたことで、前芝に一度里帰りしていることを初めて知りました。しかもそれが地元のかたがたの強い熱意があって実現したことであるという事実に、前芝を思う気持ちの強さを感じました。今回の銅鐸鑑賞を通して、生徒たちが地元前芝に誇りをもち、小中一貫校「前芝学校」の15歳の春の目ざす姿である「ふるさと前芝を愛する」気持ちを高めてくれたらうれしいです。