学校教育目標


教 育 目 標  
 


本校の教育目標

『自立・友愛・創造』を理念に,人間性豊かな生徒を育成する。

目指す生徒の姿】
     ① 責任をもち,すすんで行動する生徒
     ② 思いやりをもち,人や物を大切にする生徒
     ③ たくましさをもち,自ら学び考える生徒


スローガン 「あいうえお」を一筋に

あ 「明るい挨拶」

い 「命が一番大事」

う 「美しい学校」

え 「笑顔いっぱい」

お 「思いやりの輪」

 ・「明るい挨拶」 明るさ、声の大きさを強要しない。相手のキャラ、コンディショ ンに合わせて。かたちでなく心。
・「命が一番大事」  個別配慮の対応、安全対策、自傷行為、自殺願望、他人への蛮行は即対応・即報告相談。
・「美しい学校」 歌声を大切に。来校者・共に過ごす人が心地よく感じる環境整備、季節ごとの掲示物更新。
・「笑顔いっぱい」 一人一人の持ち味を生かす支援。笑顔で登校し、笑顔で帰宅できるか、家族のつもりで。
・「思いやりの輪」 教師と生徒、生徒と生徒、教師と教師。相手の安心へ。I love Me.になっていないか。

 経営方針

(1)生徒一人一人を大切にする学校づくり

①「自主」<リーダーを待つ姿勢の脱却、学活・行事・委員会を通した自己有用感と達成感の醸成>

 ②「友愛」<外国人生徒教育・特別支援教育の充実、道徳授業による共生と規範意識高揚

 ③「創造」<個に応じた支援、発問と単元構想の工夫、従前の見直しと改善、意識と行動アップデート

(2)地域とともに生徒を育てる学校づくり

 ①安心安全な環境の整備<教職員の危機管理意識の向上、温かい支援、チーム力による対応>

 ②PTA・地域組織との連携<地域のボランティア活動、地域人材との関与>

 ③基本的生活習慣の確立<家庭への啓発、保健教育の工夫、礼節を重んじる文化の確立>

(3)教職員の資質向上に努める学校づくり

 ①教育公務員の誇りと社会人としての自覚<不祥事撲滅、他業種から学ぶ意識、働き方改善と工夫>

 ②風通しのよい人間関係と職場づくり<良さを認め合う、失敗即相談、報連相確を意識した働き方>

 ③互いに高めあう職場環境の整備<教科指導・学級経営力を向上させる現研、肩書でなく「役割」>


本年度の重点努力目標

(1)生徒一人一人を大切にする学校づくり

①「責任をもち,すすんで行動する生徒」の育成

・生徒個々の多岐な興味関心を尊重し、全校行事や係・委員会活動をとおして自己有用感、達成感、感動を味わわせるとともに、活動後の自己評価を行い、自分の成長や変化をふり返る時間を確保する。 

②「思いやりをもち,人や物を大切にする生徒」の育成

・道徳授業をとおして「命」「人権」「思いやり」など情操に働きかけるとともに、生徒との直接的な対話や「生活日記」への朱書きには「十人十色」を意識した対応を心がけ、不登校防止に努める。

③「たくましさをもち,自ら学び考える生徒」の育成

・運動的活動時や日常のけが防止を講じて指導にあたるとともに、生徒自身が自分を守る力を育成する。

・「できない」「わからない」「知らない」の原因を明確にし、個に応じた支援と基礎基本のきめ細かな指導に努めるとともに、未知の課題に挑みたくなるような発問と単元構想を意図的に設定する。

(2)地域とともに生徒を育てる学校づくり

 ①安心安全な環境の整備

・安心安全が地域の信頼を得るための入口であることを念頭に、教職員全員が最悪の事態を想定する意識を常にもち、「やめる勇気」さえ重視する。安心して登校できるやさしさのある集団づくりに努める。「自分の力」を過信せず「教職員複数の見方、知識、経験値」を積極的にあてにしてよい。

 ②PTA・地域組織との連携

・地域ボランティアによって開校できた精神を継続する活動を大切に、学校に関与する人材を積極的に登用した教育活動を推進するとともに、授業公開や地域組織会議をとおして教育活動の改善を図る。

 ③基本的生活習慣の確立

・家庭への啓発を意識した学校保健委員会や保健だよりの発信、「挨拶」「返事」「所作」などの礼節は、教職員が生徒の「範」となるように、同僚、来校者や電話対応など日頃から意識して行動する。

(3)教職員の資質向上に努める学校づくり

 ①教育公務員の誇りと社会人としての自覚

・暴言、体罰、猥褻行為、情報管理、交通違反等の非違行為を撲滅するために、互いに声をかけあうよう努める。来校者に対しての言葉遣い、行動、態度は社会人として認められるものか自己修養に努める。

 ②風通しのよい人間関係と職場づくり

・学年スタッフの持ち味をいかし、力量不足を補いながら学年主任を中心に「組織(チーム)」で問題に対応する。ささいなことでも学年や学級の枠をこえて即時性を重視した情報共有をする。

・タイムマネジメント・ライフワークバランスを推奨し、互いに補完しあって働いていることに感謝する一方、過度に気遣う労働を「善」とする風潮をやめ、効率的な働き方と休み方、自己の健康維持、自己研鑽や自己啓発の成果を教育活動に積極的に還元する。