日誌

学校日記

今週の花「ケイトウ(鶏頭)」

 花一さんから届いた「今週の花」は「ケイトウ(鶏頭)」です。「ケイトウ」は、花に見える部分がニワトリのトサカに似ているため、「鶏頭」に由来した名前がつきました。英名でも、ニワトリのトサカを表す「Cockscomb」という名前がついています。花に見える部分は、本当は花ではなく、茎の先が変形した「花序(かじょ)」です。花は、花序の根元の部分に、「花びらのない」小さな花がたくさん付いています。花言葉には、「おしゃれ」「気取り屋」などの花言葉があり、トサカをもつニワトリが歩いている姿に似ているためだと言われています。また、「勇敢」という花言葉もあり、これは中国に伝わる逸話に由来しています。その逸話とは、「中国の山里で、雄鶏を飼っている青年がいました。ある日、青年は山道で泣いている美しい娘を見つけ、家に連れてきます。しかし、雄鶏が娘を追い返そうとするので、青年は娘を村へ送ることにしました。その道中、娘はムカデの化け物に変わり、青年を襲います。娘はムカデの精だったのです。心配で後をつけていた雄鶏がムカデの精に立ち向かい、青年を助けますが、力尽きて死んでしまいます。青年が雄鶏を埋葬したところ、そこから雄鶏のトサカの形をした花が咲きました。」というものです。花壇に植えられているケイトウを見るたびに、この逸話を思い出します。

試走 ~新川マラソン大会に向けて~

 11月26日に、全学年の子どもたちが、新川マラソン大会に向けた試走を行いました。今年のコースは、安全面等を考慮して新しくなったこともあり、子どもたちがコースに慣れるねらいがあります。要所に職員や新川コネットの呼びかけで参加されたかたがたが立ち、子どもたちは安全に、コースをまちがえることなく走ることができました。さて、新川マラソン大会まで、あと1週間。実際にコースを走ってみて、その特徴や距離の感覚がわかったと思います。それを踏まえて、これからどのような練習に取り組むのか。強化マラソンで、どのような走りを見せるのか。それぞれの子が立てた目標を達成しようと、意欲的に取り組む姿を期待しています。

 

ひまわり組 ブロック交流会in向山緑地公園

 晴れ渡った青空に、赤色や黄色に色づいた紅葉がきれいに映えていた11月21日、向山緑地公園で、ひまわり組の子どもたちが、ご近所の小中学校の特別支援学級の友達と一緒に交流会を行いました。はじめに、一人一人が自己紹介をしました。自分の名前と好きなものをしっかり伝えていました。次に、「落ちた落ちたゲーム」をしました。リーダーが「落ちた落ちた」と言うと、それに続いて子どもたちが「何が落ちた」と元気よく言います。リーダーが「雷」と言うとおへそを隠し、「リンゴ」と言うと手ですくうポーズをし、「石」と言うと頭を隠します。はじめはできていましたが、だんだんとスピードが速くなると間違えてしまう子も出てきました。さらに、リーダーが、「雷」と言ったにもかかわらず、頭を隠す動きをするので、つられる子も多くいました。どの子も楽しそうにゲームをしていました。その後も「玉入れゲーム」や「ボール渡しリレー」で楽しみました。子どもたちの笑い声が絶えない、素敵な交流会となりました。

強化マラソン始まる

 12月3日(火)の新川マラソン大会に向け、11月19日から12月2日まで、朝のさわやかタイムを利用した強化マラソンに取り組んでいます。強化マラソンは、教室で健康観察を行った後、子どもたちが運動場に出てきて7分間走ります。はじめは担任が先頭でジョッグ程度のペースで集団走を行い、その後自分のペースで走ります。7分間をどのようなペースで走ると、自分にとってよいタイムを出せるのか、まだ手探りの様子です。はじめから速いペースで走ってしまい、後半スピードにのれない子や、反対にはじめを慎重に走り過ぎて、後半にスピードを上げても本来のタイムより遅くなってしまう子がいました。これからの練習で、どのようなペース配分で走ると自分の力を発揮できるのか、探っていってほしいと思います。また、保護者の皆様におかれましては、お子さんの体調が思わしくない場合等、遠慮なく学校にお申し出ください。お子さんの体調管理(十分な睡眠や食事)のご協力をお願いします。

明日はお休み。「県民の日学校ホリデー」

 明治5(1872)年11⽉27日、当時の愛知県(改称前は、名古屋県)と額田県が合併し、現在の「愛知県」が誕生しました。令和4(2022)年に県政150周年を迎えたことをきっかけにして、11⽉27日を「あいち県⺠の日」と定めました。さらに、「あいち県⺠の日」を含む直前1週間(11⽉21日から27日まで)の間に、「県⺠の日学校ホリデー」として、県内の学校を1日休業日とすることになりました。今年は11月22日を「県民の日学校ホリデー」の日としたため、明日はお休みというわけです。この日に合わせて、総合動植物公園「のんほいパーク」の入園料や視聴覚教育センターのプラネタリウム観覧料、二川宿本陣資料館の入館料が無料になるなどの取り組みをしています。保護者のかたはなかなか時間をとれないかもしれませんが、子どもたちが家族などと一緒に、いろいろな体験をする機会になればと思います。

今週の花「デルフィニウム」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「デルフィニウム」。デルフィニウムの花言葉には、「清明」「慈悲」「あなたは幸福をふりまく」などがあります。「清明」とは、春先の草が芽吹いて、清らかで美しい季節を意味する「清浄明潔」という語を省略した言葉です。「慈悲」「あなたは幸福をふりまく」という花言葉には、そのもととなった伝説があります。「昔、オルニオウスという若者が海でおぼれそうになったところを、イルカたちに助けられます。ある日、オルニオウスは漁師がイルカを捕まえようとしている話を耳にします。そこで、オルニオウスはイルカたちを逃がしますが、漁師はだまっていません。オルニオウスを海に突き落としてしまいます。イルカたちはたいそう悲しみ、オルニオウスのために祈ります。神はオルニオウスをデルフィニウムの花に生まれ変わらせました。」というものです。オルニオウスも、イルカたちも、相手を大切にして愛(いと)おしむ、花言葉にふさわしいお話ですね。

学習発表会

 4月からこれまでの学習の成果を発表する学習発表会を開催しました。学級ごとに子どもたちが計画して、発表内容を考えたので、学級の数だけオリジナルで、工夫された発表会となりました。発表を観ると、身近な新川校区でがんばっている「ひと」を中心とした発表が多くありました。新川校区の「ひと・もの・こと」との出会いが、子どもたちの学びを支えていることが伝わってきます。保護者や地域の皆さんに見守られ、今日の子どもたちの姿は一段とはりきっていました。今後も、新川校区の皆さんが学校と一緒に子どもたちの成長を支えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

今週の花「アンスリウム」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「アンスリウム」です。アンスリウムは、南国を連想させるような鮮やかな赤色が特徴的です。ハート型の赤色のところが花のように見えますが、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉のなかまです。アンスリウムの花はとても小さくて目立たず、仏炎苞から突き出ている黄色のところに密集して咲きます。仏炎苞は、この突き出た花の集まりを守る役目があるそうです。アンスリウムという名前は、ギリシャ語で「尾っぽのような花」を意味します。英名は、「フラミンゴ・フラワー」とも呼ばれ、フラミンゴの立ち姿に似ていることから名づけられました。和名は「大紅団扇」で、ハート型の仏炎苞がうちわのように見えることに由来します。立冬を過ぎ、少しずつ寒くなってきていますが、アンスリウムの鮮やかな赤色が暖かさを運んできます。

交通量調査

 11月12日、新川小学校から徒歩10分ほどのところにある豊橋商業高等学校の生徒さんが、本校の正門横で交通量調査を行いました。朝7時40分、担当の先生と生徒さんが本校の施設利用についての挨拶に見えました。さすが高校生だけあり、立派な態度でした。話を聞くと、この調査は、昭和24年に始まり、67回目となる伝統的な取り組みだそうです。高校1年生が市内の要所に分かれ、8時から16時までの交通量を調べます。同じ乗り物でも、「自動車」「バス」「トラック」「バイク」と種類が分かれていて、該当する乗り物が通過するたびに手持ち型カウンターをカチカチ操作して数えていきます。乗り物がいつ来るのかわからないので、なかなか大変です。生徒さんから、「新川の道路は、トラックが少なく、ほとんどが自動車」「通勤時間に自動車が多く走っていた」と気づいたことを教えてもらいました。調査したデータは、3年生が情報処理の学習として活用するそうです。「住みよい豊橋」のために、交通量調査をいかしてくださいね。

6年 プロから話し方を教わる

 6年生が、これまで学習してきたSⅮGsについて、自分の想いをプレゼンテーションでわかりやすく伝えたいと意識するようになりました。子どもたちの「上手に話す手本を見たい」という願いが高まったので、地域にある事業所「プロスタッフ」の横田さん(番組でニュースを読む、現場のリポーター、スポーツ実況などを仕事にしている)に依頼をして、わかりやすい話し方について、教えていただく機会を設けました。当日、はじめに横田さんが出演された番組を視聴しました。その後、子どもたちが使っている教科書を活用して、わかりやすく話す手本を示していただきました。子どもたちは、どのように話すのか興味津々です。聞き手にわかりやすい話し方は、さすがにプロ。感動した子どもたちは、「もう一度聞きたい」と真剣にリクエストしていました。横田さんからは「上手に話そうと考えるよりも、いちばん伝えたいことは何かを意識して話すとよい」などのアドバイスをいただきました。最後に「プレゼン、がんばってね」と応援してもらい、子どもたちは発表に向けてやる気満々。わかりやすく話すためのポイントを整理したり、繰り返し練習したりして、意欲的に活動しています。

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