日誌

今週の花「アマリリス」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「アマリリス」です。アマリリスは、真直ぐに伸びた茎の先に、ユリに似た大きな花を咲かせる球根植物です。日本へは江戸時代に入ってきました。アマリリスの名前と花言葉「誇り」「輝くほどの美しさ」の由来は、次のようなギリシャ神話からきています。羊飼いの少女「アマリリス」が、羊飼いの少年に恋をします。しかし、アマリリスは内気なため、その気持ちを少年に伝えられません。そこで、神様にお願いをしました。神様は、アマリリスに1本の矢を与えますが、驚くことにアマリリスは、矢で自分を傷つけてしまいます。その傷口から流れた血が地面に落ちると、そこに美しい花が咲きます。この花をきっかけに、二人は結ばれましたというお話です。アマリリスが自らを傷つけてでも恋を実らせたことから「誇り」という花言葉が、この花がとても美しかったことから「輝くほどの美しさ」という花言葉がつけられたのだそうです。これから少しずつ花が開いていき、アマリリスの輝くほど美しい花を見ることがとても楽しみです。