2024年12月の記事一覧
1ブロック特別支援学級交流会を行いました。
12月18日(水)の2時間目に1ブロック特別支援学級交流会(前芝小スタディ組との交流会)が開催され、中学生1名、小学生8名が参加しました。中学生が司会進行を務め、最初に自己紹介、続いて中学生が黒板に描いた絵(キャラクター)が何かを当てるクイズを行いました。すぐにわかる絵、なかなか正解にたどりつけない絵もありましたが、スタディ組の子たちはがんばって考え、いろんな答えを出してくれました。その後、「輪ゴム手裏剣」で的当てゲームを行いました。手裏剣や的を作るのは大変でしたが、がんばって準備を進めることができました。小学生は、手裏剣が的に当たると大喜びで、次から次へと挑戦していました。
短い時間ではありましたが、久しぶりに会う仲間たちの笑顔があふれる会となりました。
司会を務めた中学1年の生徒は、緊張しながらも小学生が楽しむ姿を見て、人を喜ばせる充実感や満足感を味わうことができました。来年の交流会ではますます成長した姿を見せてくれると思います。お疲れさまでした!
全校で学級目標の振り返りを行いました。
12月17日(火)今日の1時間目に全校で学級目標の振り返りを行いました。1学期にも行い、今回が2回目です。学級目標の達成率とそう考えた理由を個人で考えた後に、グループや全体での話し合いを行いました。その後、3学期の達成率を上げるために何が必要かを考えました。
積極的に話し合いに参加する様子、手を挙げて自分の考えを述べる様子などが見られ、よいより学級になるように、みんなが真剣に考えることができました。
目標達成率は、1年1組(ピース3)60%→73%、2年1組(Enjoy friends time)75%→78%、3年1組(ディープインパクト)66%→82%、3年2組(だしまきたまご)76%→78%と、どの学級も達成率が上がっていました。うれしいですね。
生徒の振り返りを紹介します。
〇2学期はフェスタ前芝もあり、普段かかわりのない人とも話すことができたと強く感じました。機会さえあれば話せる人が多いから、その時話して仲良くなったり、ある程度話せるくらいの関係値が築けたらいいと思いました。
〇△△さんの「自分から話す、意見を出す」という意見は確かに大事だなと思いました。誰も自分からやらなければ何もクラスは変わらないので、自分の意見や思いをもっと自ら話す姿勢を大事にしていこうと思いました。
〇みんな良い事を考えているんですけど、なかなか実行に移せないので、学級会がただ話して終わりになってしまうと思いました。前期と全然変わらないんですもん、「協力する」とか「普段話さない人と話す」とか。だから、僕は実行に移していきたいです。
〇言うだけは簡単なので、どういう場面で実行していけばいいのかを想像して3学期を迎えたいです。実行できるようにこれからも行動していきたいです。
〇僕たちはこういった意見はいっぱい考えることができるけど、外に出すことが苦手なので、これから意識して日常生活を送りたいです。
〇自分自身が意識するという意見が多く出たので、他人任せにすることなく全員で取り組んでいきたいです。
〇2学期を振り返るとクラスでしっかり協力できたと思います。3学期は、卒業の時に「このクラスでよかった」と言えるように自分から行動できるようにしたいです。
3年生は体育でアルティメットディスクを使った授業をしています。
12月16日(月)今、3年生は体育でアルティメットディスクを使った授業をしています。アルティメットとは、アメリカ発祥のフライングディスク(俗に言うフリスビー)を用いたスポーツで、7人対7人で行うチームスポーツです。攻撃側と守備側にそれぞれに分かれて攻撃側は1枚のディスクをパスしながら運び、エンドゾーンを目指しパスを繋いで進めていきます。ディスクを持って走ることはできないので、パスをつなぎ、攻める方向のエンドゾーン内でキャッチすると得点が入ります。守備側は空中に浮いているディスクをはたくか、キャッチする(インターセプト)、もしくは相手のパスが地面に落ちると攻守交代となります。
審判を選手自身が行う「セルフジャッジ」のため、”相手を尊重する心”や”自分たちで競技を進める能力”が鍛えることができるので、そういう効果もあり、徐々に学校の授業でも採用され始めているそうです。
初めてアルティメットの体育の授業(3年1組)を見学に行きました。そこで感じたのは、「運動が苦手な生徒も楽しくできること」「ディスクを追いかけてかなりの運動量が確保できること」「チームで声をかけ合う必要性があること」などがこの種目のよさだなと感じました。
まだ数時間しかやっていないのに、なかにはディスクのコントロールができたり、飛びついてうまくキャッチしている生徒もいました。とにかくみんながしっかり走り回って楽しんでいたのが印象的でした。
1年生も持久走をがんばっています!
12月13日(金)今日は、1年生は、体育の授業で、男子は1,500m、女子は1,000mのタイムを計測しました。男子のあと、女子が走りました。自分たちが走っていないときは、タイムの計測をしながら、大きな声で声援を送っていました。中には、声援を送りながら一緒に走っている生徒もいました。
来週も持久走の授業が続きます。苦手な人もいるかもしれませんが、がんばってほしいですね。
冷たい朝でしたが、あいさつ運動を行いました!
12月13日(金)今日は、空気が冷たい日でしたが、朝からあいさつ運動がありました。中には半袖の制服で参加している生徒もいましたが、今日も元気いっぱいのあいさつを響かせてくれました。
全校集会で生徒会によるお楽しみ企画「〇✕クイズ大会」がありました!
12月12日(木)今日は、6時間目に全校集会がありました。
初めに、理科スケッチ展、小柴記念賞、明るい社会づくりの表彰を行いました。
次に、生徒会によるお楽しみということで、〇✕クイズ大会を行いました。間違えて悔しがったり、復活チャンスが訪れると大喜びしたりするなど、大盛り上がりでした。
クイズの途中で、旧生徒会の3年生にも協力してもらい、伊奈銅鐸発見当時の様子や1回目の銅鐸の里帰りの様子の劇を披露してくれました。新旧生徒会役員の皆さんが、大正時代の様子を想像し、上手に演技をしてくれたおかげで、全校生徒は楽しく銅鐸発見の様子を知ることができました。
また、平成27年度前期の生徒会の皆さんが制作したかわいい「どうたくん」が土の中から登場すると、全校生徒から歓声が上がりました。今まで登場機会がなかなかなかった「どうたくん」ですが、愛らしくて、みんなの目は「どうたくん」に釘付けでした。その劇の中から2問が出題され、最後まで楽しく〇✕クイズ大会ができました。
いよいよ12月19日(木)に銅鐸見学に行きます。2回目の豊橋への里帰りです。楽しみですね。
「銅鐸の国」開催にあたって その5(最終)
12月11日(水)「銅鐸の国」開催にあたって その5(最終)
豊川市教育委員会にお勤めの前田様(前芝出身)から情報をいただき、平成19年(出土から83年)に一度里帰りしていることがわかりました。前芝地区市民館で里帰り展が開催されるまでの経緯が東愛知新聞に掲載されていました。その記事の一部を抜粋して紹介させていただきます。
【伊奈銅鐸里帰り展 於:前芝地区市民館】
今週、ついに伊奈銅鐸の里帰りが実現。大正時代に小坂井村で伊奈で発見、東京国立博物館に収蔵されている銅鐸3点が、初めて〝一時帰郷″する。前芝地区市民館で(平成19年)10月11日から16日、自治会関係者らが「伊奈銅鐸里帰り展」を開き、83年ぶりに地元披露される。
(中略)
発見から約1年後、26年2月に国が購入し、東京国立博物館で展示されてきた。
里帰りを実現させた中心人物は、元前芝校区総代会長の林矩道さん(75)。父から発見当時の話を聞いて興味をふくらませ、「いつか銅鐸を戻したい」と夢を持ち続けた。85年に総代会長になった時、この話を専門家に持ちかけたが、「できるわけない」と一蹴された。
しかし、林さんは、「われわれの世代が銅鐸のことを伝えなければ、いつか忘れ去られてしまう」と決意。豊橋美術博物館の学芸員に協力を求め、昨年(平成18年)12月に国立博物館を訪ねて直談判した。美術品運搬にかかる100万円があれば、実現することがわかり、今年(平成19年)4月に自治会長ら20人が里帰り推進委員会を発足。地元有志から資金を集め、実現にこぎつけることになった。(後略)<2007年(平成19年)9月8日の「東愛知新聞」より>
今回開場式に参加し、前芝出身の前田様にお話を伺えたことで、前芝に一度里帰りしていることを初めて知りました。しかもそれが地元のかたがたの強い熱意があって実現したことであるという事実に、前芝を思う気持ちの強さを感じました。今回の銅鐸鑑賞を通して、生徒たちが地元前芝に誇りをもち、小中一貫校「前芝学校」の15歳の春の目ざす姿である「ふるさと前芝を愛する」気持ちを高めてくれたらうれしいです。
1・2年生は体育の授業で持久走をがんばっています。
12月12日(木)今、1・2年生の体育では、持久走を行っています。「スピードの感覚をつかむこと」「常に自分を超えていくこと」の2つを意識しながら、1周目の記録を2周目で超し、さらに2周目の記録を3周目で超すというようにスピードアップ形式で頑張っています。
持久走は、体力も大事ですが、自分自身との戦いの競技でもあります。1年生も2年生も授業を重ねる中で、一人一人が自分を追い込みながら、限界を突破していく姿が見られるようになったそうです。
12月11日(水)の2年生の授業では、すでに自分が1周を何秒くらいで走れているのか感覚でつかめている生徒もいて感心しました。きっと、持久走が苦手な生徒もたくさんいると思いますが、苦しくてもがんばって走る姿にはやはり心を動かされますね。
2年生の持久走の授業は、残り4時間だそうです。最後のタイムトライアルに向けて、自分自身の弱い部分と向き合いながら一生懸命頑張る生徒にエールを送りたいと思います。
今日は、2年生の持久走の授業の写真です。
「銅鐸の国」開催にあたって その4
12月10日(火)「銅鐸の国」開催にあたって その4
【伊奈銅鐸のこれから】
伊奈銅鐸出土地は「伊奈遺跡」と呼ばれているが、ここでは銅鐸が発見されただけではなかった。出土地点の南にはハマグリの貝層があり、周囲では弥生土器の壺や高坏、ふたなどと、石斧が拾われている。この弥生土器の一部は豊田氏から京都大学に贈られて、現在は同大総合博物館にある。また、驚くなかれ、銅鐸から東へ約15mのところで手足を折り曲げて葬られていた「人骨」が発見されていたので。これを調査された東京帝国大学人類学教室の宮坂先生によると、この骨は12、3歳の子供であるとのこと。ただ、弥生時代の人であるかは残念ながら分かっていない。
銅鐸は、加茂岩倉遺跡(島根県にある銅鐸39個が大量確認された遺跡)でもそうであるように、ほとんどが銅鐸しか出てこない。しかし、ここ伊奈遺跡では、確かに弥生時代の人々が生活していたのだという証があった。ただ、だからといって、どうしてここに銅鐸がしかも3個も埋められたのか、いまだ謎のままである。目の前には三河湾の海が広がっている。あなたにはこの謎が解けるだろうか。<1997年(平成9年)発行の「穂の国小坂井町かわら版」第6号より> 「銅鐸の国」開催にあたって その5に続く
家庭科で調理実習を行いました。(2年生)
12月11日(水)今日は、2年生が家庭科の時間に本年度2回目の調理実習を行いました。メニューは、魚のムニエルと付け合わせのソテーです。
まずは、魚料理をした経験のある生徒が半数近くいて驚きました。その甲斐もあり、どのグループも手際よく、そして楽しそうに調理を進めていました。油を多く引きすぎたり、調味料を多く混ぜてしまったりした生徒もいましたが、とびきりおいしいムニエルとソテーができあがりました。また、盛り付けにもこだわり、見た目からもおいしさが伝わってきました。やっぱり自分で作った料理の味は格別!大満足の2時間でした。
今度はぜひ、冬休みに家でムニエルとソテーを作って、おうちの人のおなかと心を満たしてあげてくださいね!
保護者の皆様におかれましては、材料の準備等で大変お世話になりました。しっかり準備をしてくださったおかげで、どの生徒にとっても充実した調理実習になりました。ありがとうございました。