学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

2025年1月の記事一覧

玉欧山さんは我らの誇り 6年習字

2月に行われる「ココニコ相撲大会(2/23)」に関連した募集される習字作品のテーマは、相撲に関する言葉です。磯辺小出身で、現在幕下20枚目で奮闘している玉欧山さんを応援するため、3年から6年の子供たちには「玉欧山」と書いてもらいました。ココニコに300枚を超える「玉欧山」が掲示されるのが今から楽しみでしかたありません。

今場所もがんばっている姿を後輩に届けてくれてありがとうございます。けがなく、今場所も乗り切ってくれることを心から願っています。

磯辺っ子はいつも前向きです。 6年英語

6年生の英語の授業の様子です。しっかり前を向いて会話する姿がとても素敵です。英会話といえば、教科書やプリントを見ながら、顔を上げずに話す姿をよく見かけます。自信のなさのあらわれか、一種の照れ隠しのようなものと私は感じていましたが、磯辺っ子はみんな前をしっかり見ています。

英文から目を離し、しっかり相手を見て話すこの姿を英語教員の私はいつも絶賛してしまいます。すごいでしょ、磯辺小の6年生!

 豊橋市の小中学校の英語教育がめざしてきた「臆することなくコミュニケーションする児童」がたくさんいます。みんな発音も上手ですよ。

江戸時代といえば…。この答えにセンスあり。 3年出前授業

1月15日に3年生は、豊橋市文化財センターの学芸員さんを講師にお招きし、「豊橋の今とむかし」をテーマとした出前授業を受けました。この授業の山場はいきなりやってきました。学芸員さんからの質問「江戸時代といえばどんな時代?」対する子供の回答に感動しました。

「ヤマサのちくわが創業した時代」

こんなすてきな答えは、ちくわづくりを体験した豊橋っ子しか、出ないことと思います。11月に行ったちくわづくりの体験授業が、今も子どもの学びがしっかり根づいていることがわかり、とってもうれしかったです。感動しました。

昔の地図を見て、気付いたことを共有しました。

道具昔の道具も紹介してくれました。ランプに、石炭アイロンと貴重なものを拝見しました。黒電話が出たときには、少し複雑な思いになりました。「いつまで話しているの?」と親に叱られた、淡い青春時代を思い出しました。

最後は、クイズで復習しました。しっかり学習が身についていることがわかり、ほっとしました。

質問も素敵でした。「昔の方が便利だったものはなんですか?」

ある意味哲学的な質問のように感じました。私もなんだろうと考えました。それは災害のときに気づくのかもしれないと感じました。井戸?汲み取り式トイレ?薪で炊くかまど?いい質問でした。さすが、3年生。

 

「あれから30年」を「これから30年」へ活かす! 阪神・淡路大震災発生の日の誓い

阪神・淡路大震災から30年が過ぎました。30年前の朝、「どしん」という縦揺れで目が覚め、そこから見るに堪えない恐ろしい映像や画像を、数週間にわたってテレビや新聞等で見たことが思い出されます。本日1月17日に半旗を掲げ、この震災で被害に遭われた方々への弔意をお示ししました。

今日も雲一つない青空が広がり、長放課には、子どもたちが運動場に集まってきました。これから先も、子どもたちの笑顔が広がる磯辺小であり続けることができるよう、阪神・淡路大震災から30年で学んだことを活かし、これから30年に80%の確率で発生するといわれている「南海トラフ地震」の被害を最小限にとどめられるよう努めたいと思います。

準備運動の最後のフレーズ「やってみよう」のかけ声とともに、今日も一斉に走り始めました。子どもたちは皆元気です。「子どもに患い(わずらい)の無(な)いこと」の願いを込めて、およそ145年前に植えられた「無患子(むくろじ)の木」にたくされた思いを受け継ぎ、これからも校庭に笑顔がいっぱい広がるよう努めてまいります。

「ランランチャレンジ」で走り終わった下級生があつまり、「ドロケイ」がはじまりました。鉄棒前ではなわとびを楽しむ子どもたちも見られました。校庭で遊ぶ子どもたちは、みな笑顔いっぱいです。この平凡な日常を大切にしていきたい。

みんなの登校を首を長くして待ってま~す! リモート授業

学級閉鎖でなければ、なかなか体験することがない各家庭からのリモート授業ですので、この学習スタイルに新鮮さを感じた子もいたかと思いますが、経験は大切だけれど、2日間で十分と感じた子も多かったのではないでしょうか。初日はタブレット端末からの配信で、Wi-Fi環境で通信が途絶えてしまうこともあったようです。経験から学ぶことは多いと感じました。

2日目の今日はノートパソコンからLANを直接つないで行いました。通常の授業のように挙手。発言をしてくれる子もいて、一定程度の学習効果は得られたのかと感じています。長放課、給食、たわいのない雑談など、リモートでは味わえない楽しみがいっぱいあるのが学校生活かと思います。この2日間の学級閉鎖で、感染拡大がずいぶん予防できました。ま明日から登校再開です。全学級が揃う明日を楽しみにしています。みんなの登校を心待ちにしています!

「君は風を感じたかい?」 「ランチャレ」800mコース試走会

1月28日(火)に開催を予定している「ランランチャレンジ」のチャレンジ部門800m特設コースの試走会を開催しました。今日の試走会には230人を超える児童がエントリーしてくれました。全校児童の半数以上が参加し、想定以上の大盛況となりました。

中校舎と南校舎の間の草地や砂利道を走るため、子どもたちがケガをすることのないように用務員さんが走路整備を行ってくれました。また今日の試走についてはママの会をはじめとするボランティアの方がコースの監視や注意喚起、着順判定までもお手伝いをしてくださいました。

子どもたちは気持ちよく、新鮮な気持ちで800mを走り切りました。おかげで子どもたちも、苦しいはずの800m走もあっという間に終わったと感じられたようです。さわやかな風を感じてくれているといいなと思っています。私はまだ疲労だけしか感じられません。風になりたいなあ。

 

 

 

「やってみよう♪」で一斉スタート! 長放課「ランチャレ」練習 

今日は、昼休みに800mチャレンジコースの試走がありますが、子どもたちは2時間目が終了すると当たり前のように運動場に集まってきます。音楽に合わせて思い思いに準備体操を始めています。

教員からの指示もなく、いつ走り出すのかな?と子どもたちを眺めていると、準備運動曲の最後のフレーズ「やってみよう」で堰を切ったかのように、一斉に走り出します。ある意味壮観な景色です。

子どもたちの中には、自ら進んで、試走コースづくりのお手伝いをしてくれる子もいました。自ら考え、自ら動き出せる磯辺小の子どもたちはすてきです。そんな子どもたちを見守ってくれているむくろじの木がなんだか笑っているように感じられます。

 

 

「ダバダ~、ダ~、ダバダ~」がよく似合う! 1年給食 すいとん汁、サンマの銀紙焼き

今日の給食は、ごはん、牛乳の定番に、サンマの銀紙焼き、すいとん汁とミニトマト。メニューとしては、比較的渋めと混じましたが、1年生は、魚もお汁もおいしくいただいてくれていました。

サンマの銀紙焼きはみそ味です。すいとん汁の「すいとん」は、小麦粉に水を加えて、練って団子状にしたものです。戦時中などの食糧難の時代に、米の代わりとして食された「すいとん」ですが、現在では、表面がつるつるして、白玉だんごのような食感やおいしさを味わうことができました。1年生は「ダバダ~」で有名な「違いの分かる子どものすいとん汁」のように、CMに出てもいいような、すてきな笑顔で、おいしそうに食べてくれています。

「やさしいなあ」厚底シューズと磯辺っ子

明日は、800m試走の日です。ランランチャレンジ当日(1/28)に向けて、長放課の練習にも、熱気が帯びてきました。2時間目終了のチャイムが鳴り終わると、子どもたちがどんどん集まり始め、準備運動を始めます。低学年の子どもたちは待ちきれずに、すぐに走り始めてしまいます。

私の今日の目標は、1200mをエレガントに走ること。今日はちょっとおニューのクッション性の高いシューズで走り始めました。気持ちいいですね。ランニングシューズはちょっといいものを履きたい気分になりました。足にとってもやさしいんです。

目標を走り終えた子やトラックの周りで遊びながら見学している子が、「がんばれ」と応援してくれます。声援が温かく、磯辺っ子は優しいなあと感心します。

走っている途中、転んでしまった下級生を見かけると、6年生がすぐに駆け寄って声をかけてくれ、ケアをしてくれます。優しい6年生と感心しました。ほいっぷで幼児を見かけて、声をかけ一緒に遊んでくれた磯辺っ子の姿が重なりました。「ランランチャレンジ」は、いろんなすてきな子どもたちの姿に出合えて、とっても楽しい時間です。

最上級になる君たちへの温かいメッセージ! 5年本の読み聞かせ(本年度最終回)

学期に1回行われるボランティアさんによる「本の読み聞かせ」が5年生でありました。5年生にとっては、今回が、令和6年度の最後の読み聞かせとなるので、4月から最上級生になる5年生に、読み聞かせを通して温かいメッセージを送っていただきました。絵本「おとんとおかん」は、子どもがお父さんとお母さんの出会いやデートの思い出、好きなところを根掘り葉掘り聞いて、それを声高らかに口外してしまうストーリーでした。相手にとって照れくさいこと、恥ずかしがることを大きな声で話す子どもの姿を通して、相手の心情を察して、思いやりのある言動ができることが、学校のリーダーとして必要であることを教えていただいたように感じました。本の魅力が十分に伝わったことと思います。

「地域の子どもは地域で大切に育む」という145年前に植えられたむくろじの木に込められた思いが受け継がれていることが、一人一人のボランティアさんの読み聞かせから伝わり、本当にうれしく思いました。こうして思いやりあふれる磯辺っ子に成長していくものだと感じています。