日誌

学校日記

1年生&ひまわり組 サツマイモの収穫

 1年生とひまわり組の子どもたちが、サツマイモを収穫しました。5月下旬につるさしを行い、夏場の水やりや草取りをへて、ようやく収穫の日を迎えました。子どもたちはわくわくした様子で学習園に集まりました。「お芋が折れてしまわないように、周りの土をしっかり掘ってから抜きましょう」とコツを伝授された後、さっそく収穫に取りかかりました。「サツマイモ、発見!」「土を掘っても、まだお芋が全部出てこないよ。どこまで続いているの?」「お芋が4つもつながってたよ!」「わぁ、ダンゴムシだ!幼虫もだ!」「先生、見て、見て!こんなに穫れたよ!」と、どの子も夢中になって収穫していました。たくさん穫れたサツマイモを見て、どの子も満足そうでした。サツマイモをどうしていくのか、これからの授業で考えていきます。もう楽しみしかありませんね。

今週の花「ケイトウ(鶏頭)」

 花一さんから届いた「今週の花」は「ケイトウ(鶏頭)」です。「ケイトウ」は、花に見える部分がニワトリのトサカに似ているため、「鶏頭」に由来した名前がつきました。英名でも、ニワトリのトサカを表す「Cockscomb」という名前がついています。花に見える部分は、本当は花ではなく、茎の先が変形した「花序(かじょ)」です。花は、花序の根元の部分に、「花びらのない」小さな花がたくさん付いています。花言葉には、「おしゃれ」「気取り屋」などの花言葉があり、トサカをもつニワトリが歩いている姿に似ているためだと言われています。また、「勇敢」という花言葉もあり、これは中国に伝わる逸話に由来しています。その逸話とは、「中国の山里で、雄鶏を飼っている青年がいました。ある日、青年は山道で泣いている美しい娘を見つけ、家に連れてきます。しかし、雄鶏が娘を追い返そうとするので、青年は娘を村へ送ることにしました。その道中、娘はムカデの化け物に変わり、青年を襲います。娘はムカデの精だったのです。心配で後をつけていた雄鶏がムカデの精に立ち向かい、青年を助けますが、力尽きて死んでしまいます。青年が雄鶏を埋葬したところ、そこから雄鶏のトサカの形をした花が咲きました。」というものです。花壇に植えられているケイトウを見るたびに、この逸話を思い出します。

試走 ~新川マラソン大会に向けて~

 11月26日に、全学年の子どもたちが、新川マラソン大会に向けた試走を行いました。今年のコースは、安全面等を考慮して新しくなったこともあり、子どもたちがコースに慣れるねらいがあります。要所に職員や新川コネットの呼びかけで参加されたかたがたが立ち、子どもたちは安全に、コースをまちがえることなく走ることができました。さて、新川マラソン大会まで、あと1週間。実際にコースを走ってみて、その特徴や距離の感覚がわかったと思います。それを踏まえて、これからどのような練習に取り組むのか。強化マラソンで、どのような走りを見せるのか。それぞれの子が立てた目標を達成しようと、意欲的に取り組む姿を期待しています。

 

ひまわり組 ブロック交流会in向山緑地公園

 晴れ渡った青空に、赤色や黄色に色づいた紅葉がきれいに映えていた11月21日、向山緑地公園で、ひまわり組の子どもたちが、ご近所の小中学校の特別支援学級の友達と一緒に交流会を行いました。はじめに、一人一人が自己紹介をしました。自分の名前と好きなものをしっかり伝えていました。次に、「落ちた落ちたゲーム」をしました。リーダーが「落ちた落ちた」と言うと、それに続いて子どもたちが「何が落ちた」と元気よく言います。リーダーが「雷」と言うとおへそを隠し、「リンゴ」と言うと手ですくうポーズをし、「石」と言うと頭を隠します。はじめはできていましたが、だんだんとスピードが速くなると間違えてしまう子も出てきました。さらに、リーダーが、「雷」と言ったにもかかわらず、頭を隠す動きをするので、つられる子も多くいました。どの子も楽しそうにゲームをしていました。その後も「玉入れゲーム」や「ボール渡しリレー」で楽しみました。子どもたちの笑い声が絶えない、素敵な交流会となりました。

強化マラソン始まる

 12月3日(火)の新川マラソン大会に向け、11月19日から12月2日まで、朝のさわやかタイムを利用した強化マラソンに取り組んでいます。強化マラソンは、教室で健康観察を行った後、子どもたちが運動場に出てきて7分間走ります。はじめは担任が先頭でジョッグ程度のペースで集団走を行い、その後自分のペースで走ります。7分間をどのようなペースで走ると、自分にとってよいタイムを出せるのか、まだ手探りの様子です。はじめから速いペースで走ってしまい、後半スピードにのれない子や、反対にはじめを慎重に走り過ぎて、後半にスピードを上げても本来のタイムより遅くなってしまう子がいました。これからの練習で、どのようなペース配分で走ると自分の力を発揮できるのか、探っていってほしいと思います。また、保護者の皆様におかれましては、お子さんの体調が思わしくない場合等、遠慮なく学校にお申し出ください。お子さんの体調管理(十分な睡眠や食事)のご協力をお願いします。

明日はお休み。「県民の日学校ホリデー」

 明治5(1872)年11⽉27日、当時の愛知県(改称前は、名古屋県)と額田県が合併し、現在の「愛知県」が誕生しました。令和4(2022)年に県政150周年を迎えたことをきっかけにして、11⽉27日を「あいち県⺠の日」と定めました。さらに、「あいち県⺠の日」を含む直前1週間(11⽉21日から27日まで)の間に、「県⺠の日学校ホリデー」として、県内の学校を1日休業日とすることになりました。今年は11月22日を「県民の日学校ホリデー」の日としたため、明日はお休みというわけです。この日に合わせて、総合動植物公園「のんほいパーク」の入園料や視聴覚教育センターのプラネタリウム観覧料、二川宿本陣資料館の入館料が無料になるなどの取り組みをしています。保護者のかたはなかなか時間をとれないかもしれませんが、子どもたちが家族などと一緒に、いろいろな体験をする機会になればと思います。

今週の花「デルフィニウム」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「デルフィニウム」。デルフィニウムの花言葉には、「清明」「慈悲」「あなたは幸福をふりまく」などがあります。「清明」とは、春先の草が芽吹いて、清らかで美しい季節を意味する「清浄明潔」という語を省略した言葉です。「慈悲」「あなたは幸福をふりまく」という花言葉には、そのもととなった伝説があります。「昔、オルニオウスという若者が海でおぼれそうになったところを、イルカたちに助けられます。ある日、オルニオウスは漁師がイルカを捕まえようとしている話を耳にします。そこで、オルニオウスはイルカたちを逃がしますが、漁師はだまっていません。オルニオウスを海に突き落としてしまいます。イルカたちはたいそう悲しみ、オルニオウスのために祈ります。神はオルニオウスをデルフィニウムの花に生まれ変わらせました。」というものです。オルニオウスも、イルカたちも、相手を大切にして愛(いと)おしむ、花言葉にふさわしいお話ですね。

学習発表会

 4月からこれまでの学習の成果を発表する学習発表会を開催しました。学級ごとに子どもたちが計画して、発表内容を考えたので、学級の数だけオリジナルで、工夫された発表会となりました。発表を観ると、身近な新川校区でがんばっている「ひと」を中心とした発表が多くありました。新川校区の「ひと・もの・こと」との出会いが、子どもたちの学びを支えていることが伝わってきます。保護者や地域の皆さんに見守られ、今日の子どもたちの姿は一段とはりきっていました。今後も、新川校区の皆さんが学校と一緒に子どもたちの成長を支えていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

今週の花「アンスリウム」

 花一さんから届いた「今週の花」は、「アンスリウム」です。アンスリウムは、南国を連想させるような鮮やかな赤色が特徴的です。ハート型の赤色のところが花のように見えますが、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉のなかまです。アンスリウムの花はとても小さくて目立たず、仏炎苞から突き出ている黄色のところに密集して咲きます。仏炎苞は、この突き出た花の集まりを守る役目があるそうです。アンスリウムという名前は、ギリシャ語で「尾っぽのような花」を意味します。英名は、「フラミンゴ・フラワー」とも呼ばれ、フラミンゴの立ち姿に似ていることから名づけられました。和名は「大紅団扇」で、ハート型の仏炎苞がうちわのように見えることに由来します。立冬を過ぎ、少しずつ寒くなってきていますが、アンスリウムの鮮やかな赤色が暖かさを運んできます。

交通量調査

 11月12日、新川小学校から徒歩10分ほどのところにある豊橋商業高等学校の生徒さんが、本校の正門横で交通量調査を行いました。朝7時40分、担当の先生と生徒さんが本校の施設利用についての挨拶に見えました。さすが高校生だけあり、立派な態度でした。話を聞くと、この調査は、昭和24年に始まり、67回目となる伝統的な取り組みだそうです。高校1年生が市内の要所に分かれ、8時から16時までの交通量を調べます。同じ乗り物でも、「自動車」「バス」「トラック」「バイク」と種類が分かれていて、該当する乗り物が通過するたびに手持ち型カウンターをカチカチ操作して数えていきます。乗り物がいつ来るのかわからないので、なかなか大変です。生徒さんから、「新川の道路は、トラックが少なく、ほとんどが自動車」「通勤時間に自動車が多く走っていた」と気づいたことを教えてもらいました。調査したデータは、3年生が情報処理の学習として活用するそうです。「住みよい豊橋」のために、交通量調査をいかしてくださいね。

6年 プロから話し方を教わる

 6年生が、これまで学習してきたSⅮGsについて、自分の想いをプレゼンテーションでわかりやすく伝えたいと意識するようになりました。子どもたちの「上手に話す手本を見たい」という願いが高まったので、地域にある事業所「プロスタッフ」の横田さん(番組でニュースを読む、現場のリポーター、スポーツ実況などを仕事にしている)に依頼をして、わかりやすい話し方について、教えていただく機会を設けました。当日、はじめに横田さんが出演された番組を視聴しました。その後、子どもたちが使っている教科書を活用して、わかりやすく話す手本を示していただきました。子どもたちは、どのように話すのか興味津々です。聞き手にわかりやすい話し方は、さすがにプロ。感動した子どもたちは、「もう一度聞きたい」と真剣にリクエストしていました。横田さんからは「上手に話そうと考えるよりも、いちばん伝えたいことは何かを意識して話すとよい」などのアドバイスをいただきました。最後に「プレゼン、がんばってね」と応援してもらい、子どもたちは発表に向けてやる気満々。わかりやすく話すためのポイントを整理したり、繰り返し練習したりして、意欲的に活動しています。

オンラインスタディ「夏休みの科学工作を振り返ろう」

 とよはし版 GIGA スクール構想の柱である「オンラインリアルタイム学習」で、今回は「夏休みの科学工作を振り返ろう」の講座を受けました。全校が体育館に入り、視聴覚教育センターからのリアルタイムの動画をステージにある大きなスクリーンに投影しての学習です。はじめに、夏休みに募集のあった「小学生サイエンスアイデア作品展」で、最優秀賞や優秀賞を獲得した作品を紹介しました。水の循環の様子(海→蒸発→雲→雨→川→海)を水の分子模型を使って表現したり、地震の発生メカニズムでプレートが引っ張られる様子を、プレートに見立てた素材の摩擦を活用して表現したりと、入賞にふさわしい作品ばかりでした。紹介した後には、学芸員が作品のよいところを解説したり、オンラインで質問などをしたりしました。よい作品にするためのポイントを教えていただいたので、次の募集が楽しみです。作品つくりを通して、自分なりの考えやおもしろいアイデアを見つける楽しさを感じてほしいと思います。

ごきげん集会⑥

 今回の「ごきげん集会」は、委員会からの連絡と「一芸披露」です。はじめに、給食委員会が「苦手なものでも、一口食べようキャンペーン」の表彰を行いました。全ての学級がしっかり取り組み、表彰の対象になりました。栄養バランスをよくするため、キャンペーンが終わっても続けてほしいです。次に、運営委員会が、赤い羽根共同募金の協力へのお礼を伝えました。集まった金額をクイズ形式にして、楽しく報告しました。次に、4年生が中心となって行うあいさつ運動について、代表8人が説明しました。「学年の違う子にも」「階段でも」「帰り道でも」「『おはよう』だけでなく『こんにちは』も」など、「誰にでも、どこでもあいさつをしよう」と呼びかけました。最後に放送委員会が、「今月のめあて」を動画で発表しました。動画を作るにあたり、台本を考えたり、セリフを覚えて演技したりと、工夫することが多かったことと思います。見る側は大変盛り上がり、時間をかけて作ったかいがありました。ごきげん集会の大トリは、「一芸披露」です。体の柔軟性をいかして後方一回転をしたり、滑らかな指の運びでピアノを演奏したりしました。「ごきげん集会」は、いつも楽しいです。

今週の花「研究発表会オリジナルアレンジ」

 今回は、いつもお花を届けてくださる花一さんに、研究発表会で教室を飾るお花をお願いしました。名付けて「研究発表会オリジナルアレンジ」。内容は「アルストロメリア・セロシア・カーネーション・スプレー菊」の4種類です。「アルストロメリア」は、花びらにまだら模様や縞模様がついているのが特徴で、カラフルで、華やいだ雰囲気があります。和名は、「百合水仙(ユリズイセン)」や「インカの百合」などがあり、花が百合(ユリ)や水仙(スイセン)に似ていることや、かつてインカ帝国が栄えた場所に生息していたことが由来です。「セロシア」は、鶏の頭に似た真っ赤やピンクの燃えているかのような色で、キャンドルケーキとして販売されるほどきれいな植物です。名前は、ギリシア語の「Keleos」という言葉が由来となっていて、「燃やした」という意味があります。子どもたちは「研究発表会オリジナルアレンジ」に見守られながら、授業で考えを深めていました。

学習指導研究発表会開催にあたり(3/3編)

 立冬を翌日にひかえた11月6日、気持ちよく晴れわたった青空の下、新川小学校の学習指導研究発表会を開催しました。市内・市外を合わせて総勢600名ものかたがたに授業を参観していただきました。子どもたちはその多さに驚いていましたが、ふだんのような授業で活躍する姿を見せていました。ご参加された皆様からいただいたご意見を参考にして、これからも地域との連携を大切にした教育活動を、さらに進めていきたいと思います。これまで本研究に対し貴重なご指導ご助言をいただきました先生がた、温かいご支援をいただきました地域や保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

学習指導研究発表会開催にあたり(2/3編)

 11月6日は、研究発表会当日です。本校は、令和4・5・6年度の3年間、豊橋市教育委員会・豊橋市現職研修委員会から「学習指導」の研究委嘱を受けました。研究主題は「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成 ~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」で、地域の教育力を活かした問題解決学習をいかに進めることができるのか、研究してまいりました。その成果を研究概要説明・公開授業のかたちで発表します。研究概要説明会には、地域の代表として、学校運営協議会会長の高須さん、新川コネット会長の井垣さんも登壇して、どのように組織を作り、学校と地域が協働してきたのかを説明します。その後に公開授業を行います。多くの参観者に観られても、子どもたちはいつもと同じような姿で授業に臨むことができると思います。よろしくお願いいたします。

学習指導研究発表会開催にあたり(1/3編)

<本校の研究の歴史>

 11月6日(水)に、本校で学習指導の研究発表会を開催いたしますが、新川小学校が、これまでどのような研究に取り組んできたのか、ひもといてみました。

昭和16年 「国民学校教育」の研究指定校に委嘱される

昭和22年 「新しい教育のあり方(トライアウトスクール)」の実験校に委嘱される

昭和24年 「楽器教育」の研究を委嘱される

昭和31年 「体育」の研究を委嘱される

昭和38年 「学校保健」の研究を委嘱される

昭和44年 「視聴覚教育(放送)」の研究を委嘱される

昭和53年 「視聴覚教育」の研究を委嘱される

平成 2 年 「読書指導並びに生徒指導推進事業」の研究を委嘱される

平成18年 「学校評価」の研究協力校に委嘱される

令和 4 年 「学習指導」の研究を委嘱される

       研究主題「相手の想いに寄り添い、よりよい社会を創り上げていく子どもの育成

             ~地域と連携した問題解決学習の実践を通して~ 」 

令和 6 年 地域の教育力を活かした問題解決学習の研究成果を発表

 時代の要請に応じて、新川小学校がさまざまな研究を行ってきました。先輩方の後を受け継いで、明日の研究発表会は児童・職員ともどもしっかり取り組みたいと思います。

 

ひまわり2組 生活単元学習「行ってみたいな 大好きな新川のお店 ~勢川・豊川堂~」

 ひまわり2組の子どもたちが、生活単元の学習で校区探検を行い、自分の家の近くにはたくさんのお店があることに気がつきました。見つけたお店を地図にまとめていくと、校区でまだ行ってない場所があったことがわかりました。今回は、友達や担任とそのお店にもう一度行き、外食体験(勢川)や買い物体験(豊川堂)をして、お店のよさを確かめてきました。勢川さんに行くと、素敵なメッセージカードが用意されていて、子どもたちは照れながらもうれしそうにしていました。注文も「ぬるめで」「ネギを抜いて」と、自分の希望を伝えることができました。うどんをとてもおいしそうに食べていました。豊川堂さんでも、あたたかく迎えていただきました。「本の場所がわからなかったら、いつでも聞きにおいで」と声をかけられ、安心して目的の本を探すことができました。自分の力で本を探し、しっかりと会計を済ませ、購入することができました。お店のよさを考えるようになった子どもたちが、校区のお店のよいところをすすんで見つけ、自分たちの住んでいる町のよさを実感してほしいと願っています。

5年 算数「平均」の学習と「新川防災マップ」づくり

 「新川防災マップ」づくりに取り組んでいる5年生。ある地点から避難所までの距離や歩いていくのにかかる時間を載せたいと考えました。はじめに学校1周を何度か歩き、時間を測定すると、測定値にばらつきがあることがわかりました。子どもたちは話し合いの中で、ばらつきがあるときは、測定値をならしていけばよい(平均)と考えました。今回は、実際に校区に出て、自分が担当した地点から避難所までの時間を歩いて調べました。測定値の信ぴょう性を高めるために、4回測定しました。教室に戻ってくると、早速、かかった時間の平均を計算して求めました。自分の足でデータを集めてきたので、計算にも力が入ります。結果が出ると、「あそこから避難所まで、平均で○分かかるんだ」と、実感していました。算数「平均」の学習が、「新川防災マップ」づくりに役立っています。

今週の花「ダリア」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「ダリア」です。メキシコではダリアが国花になるほど愛されています。ダリアはそれほど美しいのですが、美しいがためにいざこざも起きています。ナポレオンの妻ジョセフィーヌはとてもダリアを愛しており、たくさんのダリアを育てていました。ある日、貴婦人がダリアを譲ってほしいと現れましたが、ジョセフィーヌは断ります。そこで貴婦人は、庭師を丸めこみ球根を盗ませます。このことはすぐにバレて、怒ったジョセフィーヌは、貴婦人と庭師を追放します。この事件がきっかけで、「裏切り」という花言葉がついたそうです。また、ダリアの花言葉にはポジティブなものもあり、今回届けていただいた紫のダリアは、「気品」「栄華」があります。エピソードを聞いて納得できるほど、ダリアは美しい花です。

全校集会(表彰と後期認証式)

 10月の全校集会で、表彰と後期認証式を行いました。表彰は、「水上ビルにあったらいいな」というお店を子どもたちが立体作品にして提案する、sebone実行委員会が主催するものです。子どもたちは、ペットボトルやモール、紙粘土などを使って、ユニークなお店を提案していました。「作品のようなお店があったら、行ってみたいな」と思うものばかりでした。「まちなかデザイン賞」「水上ビル賞」「子ども建築家賞」など、多くの賞をいただきました。その後は、後期の委員長、副委員長、学級代表に認証状を渡しました。後期の代表は、その学年の最後を締めくくり、新しい学年へとつなげる大切な役目があります。みんなの気持ちを受け継いで、これまでよりバージョンアップできるようにがんばってほしいです。また、前期の代表の子は、新しい学年の始まりのなか、みんなをリードしていくことは簡単ではなかったと思います。がんばってくれたおかげで、いい委員会、いいクラスができました。ありがとうございました。後期も、みんなで代表の子をしっかり支えて、全員のチームワークで、よい学級・学校をつくってほしいと思います。

6年 家庭科「だし」の学習

 6年生が、家庭科で、和食の基本となる「だし」について学習しtています。「校区にある、だしを使った飲食店がどこにあるか知っていますか」と聞いたところ、「『東京庵のうどんは、だしがきいていておいしい』ってお母さんが言っていたよ」と発言したことから、「だしについて、よくわからないことがあるな」と疑問をもちました。そこで、このお店と連絡を取り、飲食店の専門家からだしやうどんについてお話を聴く機会を設けました。実際にお店に行くと、お客さんが座る席に案内され、子どもたちの学習意欲が一層高まりました。このお店では、だしに通常のしょう油等を加えた赤つゆと、白しょう油等を加えた白つゆがあり、メニューにより使い分けていることがわかりました。一人一人にうどんを出してもらうと、ふだんは何気なく食べているうどんをよく観察したり、においを嗅いでみたりして、ゆっくり味わって食べていました。お客さんにおいしく食べてもらうために、お店の大将が全国を回って味を開発しているというお店の努力も知り、納得した様子でした。子どもたちは、だしを用いることでうま味が増すという、だしの役割について実感することができました。

5年 校区の防災調べ ~防災マップ作り~

 5年生は、総合的な学習の時間に、市役所のかたや元自治会長のかたを招いて、地震や防災のことを学習しています。子どもたちの意識が、校区の防災に向かっているので、校区探検をして調べることになりました。学級を5つの班に分け、それぞれの班が責任をもって調査します。PTAや職員がそれぞれの班に同行して、さあ出発です。道中で見つけたもの(消火器、消火栓、防火水槽、備蓄倉庫、AED、自動販売機、地震の際に倒れてきそうなもの)は、地図に書き込んだり、タブレットで画像を撮ったりしました。また、コンビニエンスストアやドラッグストア、理髪店や防災会長のお宅を訪ねてインタビューをしました。そのなかで、「近所に住む高齢者や体の不自由なかたに声をかけて、助け合っていくことも防災の一つだと思う」という、新しい視点のお話を聴くことができました。ご協力いただいた校区のかたがた、ありがとうございました。この後の授業で、各班で調べたことを発表します。

今週の花「秋桜(コスモス)」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「コスモス」です。秋の風物詩ともいえるコスモス。秋晴れの日に、風に吹かれてゆらゆら揺れている淡いピンクや白色の花のコスモスを見ると心が癒されます。名前はギリシャ語の「kosmos」からきていて、「装り」「美しい」という意味があります。(また、この意味から、星が美しく瞬く宇宙のことを「cosmos」と呼ぶようになりました)コスモスの和名「秋桜」は、コスモスの花が秋に咲くこと、花びらが桜を連想させることから名付けられました。今は「秋桜」とかいて「コスモス」と読みますが、コスモスが日本に渡来した明治初期頃は、そのままの訓読みで「あきざくら」と呼ばれていました。「秋桜」が「コスモス」と呼ばれるようになったのは、昭和52年、山口百恵さんが歌ってヒットした『秋桜』という曲の歌詞で、「秋桜(あきざくら)」を「コスモス」と読ませたことがきっかけのようです。♪淡紅の秋桜(コスモス)が秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている♪ その後の歌詞の展開が、心をジーンとさせます。

外国語(英語スピーチ)

 小学校5・6年生の「外国語」の主な目標は、外国語による聞く・読む、話す・書くなどの言語活動を通して、コミュニケーション力を育成することです。今回の授業では、子どもたちがペアになって新川の先生にインタビューし、その内容を英語でスピーチして紹介し合いました。はじめに、スピーチを上手に行うためのポイント「Clear voice」「gesture」「eye contact」「Speed」「Smile」を確認しました。その後、インタビューした先生の画像を出して、“This is Mr.(Ms.)○○.”と紹介すると、「どんな先生か」「先生ができることは何か」と英語で質問されるので、“He is kind.”“He can drive a car.”“She likes listening to  music.”などと英語で答えていました。発音もなかなかのものでした。Thank you. Nice talking to you.

10/22 今日の給食

今日 の給食 は、くろロール、牛乳 、マカロニのクリーム煮 、ビーンズサラダ、さつまいもチップスです。マカロニのクリーム煮 は、とり肉 や野菜 を牛乳 や生 クリームで煮 てあります。乳製品 がたっぷり入 っているため、体 をつくるたんぱく質 やカルシウムが多 く、成長期 のみなさんにぴったりな料理 です。今日 は、ツイストマカロニが入 っています。味 わって食 べてください。

3年 出前授業「火災について学ぼう」

 豊橋市消防本部のかたをお招きして、3年生が出前授業「火災について学ぼう」を行いました。火災の恐ろしさを知るとともに、火災に対する知識を高めることをねらいとしています。消防本部のかたから、火災の煙には有毒ガスが含まれているので、吸い込まないようにハンカチ等を口に当てることや、煙は高い所に移動するので、低い姿勢で避難することの大切さを教えていただきました。有害ガスのない「煙体験」をした子どもたちは、「煙で前が見えなくなった」「低い姿勢だと、速く動くのが難しい」など感想をもちました。また、初期消火に欠かせない消火器の設置場所や使い方についても教えていただきました。実際に水の入った消火器を使ってみると、どの子も上手に操作して、ねらったところをめがけて噴射していました。火災から命を守る4つのポイント ①火災をいち早く発見 ②すぐ119番通報 ③消せそうなら、すぐ消火 ④消せなかったら、すぐ避難。今日の体験をもとに、火災の予防について、授業でもう一度考えます。

  

6年 公演鑑賞「ガンバの大冒険」

 公演鑑賞事業の一環として、6年生がとよはし芸術劇場プラットで、劇団四季ミュージカル「ガンバの大冒険」を観ました。新川小だけでなく、他校の6年生も一緒に鑑賞しました。物語は、「ネズミたちのバーティに、傷だらけの小ネズミ、忠太が助けを求めてきた。忠太は、故郷の島を支配する残忍で巨大な白イタチ『ノロイ』を倒すため、力を貸してほしいと言う。元気で、勇敢なガンバは、仲間と共に島を目ざす」というもの。ノロイとの攻防は、ハラハラドキドキの連続です。子どもたちは、演者と一緒に手拍子をしたり、歌を口ずさんだりと、舞台を楽しんでいました。終演後には、「〇〇(登場人物)が、◇◇になればよかったのにな」などと、口々に感想を語り合っていました。よい舞台は、子どもの心を豊かに育ててくれます。原作者の後日談を聞いたことがあります。ノロイは、八丈島にネズミ駆除の目的で放たれたイタチをヒントに創作したそうです。実は、ノロイは人間の味方であり、ガンバや仲間たちは駆除したい相手になります。立場により、同じ存在でも全く反対の感情がうまれます。いろいろと考えさせられるエピソードです。

5年 出前授業「柳生川の氾濫と浸水被害」 

 5年生が、元・松山校区自治会長の宮下さんを講師に招き、身近な柳生川で起き浸水被害について話を聞きました。平成20年8月28日、お昼ごろから雨が激しく降り、180分で125.4mmという記録的な豪雨がありました。宮下さんの記憶では、1時間以上も雷が鳴り続けていたそうです。やがて柳生川が氾濫して、床上・床下浸水の浸水被害が発生しました。家の周りの地面が見えず、川のようになっても雨は降り続いている。家に入ってきた水を外に掃き出しても、それ以上の水が入ってくる。家の床から、水と泡がぷかぷかと出てくるようになる。これからどうなってしまうのか。実際に体験した人でなければ、その怖さは想像もつかないことでしょう。子どもたちは、いくつか質問をするなかで、今は「地下河川」を整備していて、豪雨の被害を少なくするようにしていることを知りました。先日、5年生は、防災危機管理課のかたから、ハザードマップについて教えていただきました。地震だけでなく、浸水被害も視点に入れて、さらに充実したハザードマップを作れそうですね。

今週の花「スターチス」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「スターチス」(学名は「リモニウム」)です。「スターチス」の名前は、ギリシャ語の「statizo(止める)」が語源で、下痢の症状をやわらげる薬草として利用されてきたからとされています。和名は「花浜匙(はなはまさじ)」で、浜辺によく咲くことと、花の形が匙(スプーン)に似ていることから名づけられました。日本へは昭和になってから入ってきました。スターチスは、花持ちがよいのが特徴です。それは花のつくりに秘密があり、「花」に見える色のついている部分が、実は「ガク」です。(花は、ガクの中に咲く小さな白い点々) 花が終わってもガクの部分は残るので、花が長持ちしているように見えます。そのため花言葉は「変わらない」という特徴からイメージされたものが多く、「永遠に変わらない心」「途絶えない記憶」などがあります。花の名前や花言葉の由来などを知ると、その花を身近に感じられて楽しいです。

3年 理科・磁石の性質

 3年が、校区市民館長の金子さんをお招きして、「磁石の性質」の学習をしました。授業では、磁石につくもの、つかないものを探したり、2つの磁石には引き合う向きと退け合う向きがあることを見つけていきました。そして、磁石の引き合う・退け合う性質を利用した乗り物があると話すと、一人の子どもが「リニアモーターカーだ」と発言しました。退け合う力を利用して車体を浮かせることがわかっても、ピンとこない様子の子どもたち。すかさず、「リニアモーターカーの模型があるけど、見たいかい?」と問うと、子どもたちは「見たい、見たい。」の大合唱。模型を持ってくると、あっという間にリニアモーターカーを取り囲みました。金子さんがリニアモーターカーを走らせると、子どもたちは車体の下をのぞき込んで、「本当だ。浮かんで、走ってる!」と興奮していました。磁石を見る目が変わりました。

競書大会

 先週、各学年の日程で、競書大会が行われました。ねらいは、始筆、終筆に注意し、大きくのびのび書くことができるようにすることです。課題は、1年が「ことしは、かぞくみんなで、はつ日を見ました。 大きくて、とてもきれいでした。」、2年が「お正月に、妹とたこあげをしました。 青い大空に、たこが高く上がりました。」、3年が「正月」、4年が「元気」、5年が「出発」、6年が「理想」です。なお、1、2年生は硬筆、3~6年生は毛筆となっています。競書大会の様子をそっとのぞいてみると、キーンと張り詰めた空気が流れていて、いつもの楽しい雰囲気の教室とは違います。お手本を何度も見ては、慎重に書いています。一文字書くごとに、深呼吸をしている子もいました。早く書き終えても、まだ書き終えていない友達のために、音を立てずに静かに待っている姿は立派でした。終わりのチャイムが鳴ると、やり切った感と疲労感が漂っていました。競書大会の力作は、10月18日から子どもたちに、11月16日学習発表会の日に保護者の皆様に展示してご覧いただく予定です。どうぞお楽しみに。

5年 出前授業「防災講話(地震) ~自分の命は自分で守ろう~」

 市役所防災危機管理課のかたをお招きして、5年生が「防災(地震)」の出前授業を行いました。大きな地震が発生すると、割れたガラスが降ってきたり、ブロック塀が倒れてきたり、ピアノが移動してきたりするなど、東日本大震災や能登地震で実際に起きた災害を例にあげて説明されました。そして、地震が起きた時、自分の命を守るのに大切なのは、落ちてくるもの、倒れてくるもの、移動してくるものの危険から遠ざかること、平常時は何から離れたらよいか、あらかじめ考えておくことが大切だとお話されました。子どもたちはこの話を着眼点として、周囲を見渡し、危険なところを出し合いました。防災危機管理課のかたから、「実際に歩いて危険なところを探し、地図に書き込んでいくとよい」と教えていただきました。これから子どもたちは、子どもたちの視点によるハザードマップ作りを行っていきます。完成したハザードマップが、他の人にも参考にしてもらえるくらいのものに仕上げてほしいです。がんばれ、5年生。

今週の花「スプレーバラ(薔薇)」

 花一さんから、今週の花が届きました。「スプレーバラ(薔薇)」です。よく見かけるバラを「スタンダードバラ」と呼ぶことがありますが、スタンダードバラは、1本の茎に、1輪の花がついています。これに対してスプレーバラは、1本の茎が枝分かれして、花がいくつかついています。「スプレー」には、「枝分かれ」という意味もあり、スプレーバラと呼んでいます。ですから、枝分かれした菊のことを「スプレー菊(マム)」と呼ぶこともあります。中世ヨーロッパでは、バラの美しさが人を惑わすとされ、修道院で薬草として栽培されるもの以外は禁止されました。日本へは、江戸時代までに伝わっていたと言われています。また、青色のバラは存在しませんでしたが、2004年に日本のサントリーが青色のバラを開発したと発表しました。この「サントリーの青いバラ」の花言葉は「夢かなう」です。実感のこもった、素敵な花言葉ですね。

クラブ活動(バドミントン&卓球)

 久しぶりにクラブがありました。今回は、バドミントンクラブと卓球クラブを参観しました。両方のスポーツとも、パリオリンピックで盛り上がったこともあり、子どもたちの気分は、すっかりオリンピック選手です。バドミントンでは、「シダマツペア」のような女子ダブルスや、「ワタガシペア」のような混合ダブルスで試合をしていました。得点が入ると大喜びです。先生とゲームをして、先生が勝つと、「大人げない~」と言いながら、もう一度ゲームを申し込んでいました。卓球クラブも張本選手や早田選手を思い描きながら、球を打ってはレシーブしていました。注目したのは、卓球台です。人気の卓球クラブなので、人数に対して卓球台が足りません。そこで、高さが少し違う長机を2つ並べて卓球台にしています。インスタント卓球台は凸凹しているため、球がイレギュラーな動きをすることがあります。そこを楽しみながら真剣勝負をしていました。たくましい子どもたちです。

3年 自転車安全教室

 3年生が、市安全生活課、警察、交通指導員のかたがたのご協力のもと、自転車安全教室を行いました。子どもの交通事故のうち45%が自転車での事故らしく、自転車を乗り始めるようになり、行動範囲も広がってくる3年生には、ぜひとも受講してほしい教室です。はじめに、子どもたちが持参したヘルメットをいつものように被ってもらいました。すると、被り方が浅かったり、あご紐が長くてヘルメットが固定されていなかったりする子がいました。図を使って、正しい被り方を教えていただきました。また、ブレーキの効き具合やタイヤの空気圧、サドルの高さの調節など、安全に自転車に乗るために必要な点検についても教えていただきました。点検項目を忘れないように、「ブタハシャベルラ」で覚えましょうと、楽しく教わりました。その後、実際に自転車に乗っての実地指導です。安全生活課や警察のかたから教えていただいた安全な乗り方ができるように、交通指導員が一人ずつ確認し、支援しました。新川の子だけでなく、全ての人が交通事故に遭わないことを祈っています。

PTA学校合同行事「Enjoy ボッチャ」

 10月5日(土)に、PTA学校合同行事が行われました。今年は「ボッチャ」に挑戦しました。校区スポーツ推進委員さんから、「Enjoy ボッチャ」を紹介されての開催となりました。ゲームを始める前に、ルールを教えていただきました。自分の球を、相手より白い球の近くに置いた方が勝ちという、わかりやすいルールなので、どの子もすぐにボッチャを始めることができました。ゲームを見ていると、自分のボールを相手のボールにぶつけて、遠くに飛ばそうかな」とか、「それより自分のボールを白い球に近づけようかな」と、勝つための作戦を考えて投げていました。思い通りに球を投げることができると、うれしそうに飛び跳ねたり、仲間が声援や拍手を送ったりして、大変盛り上がりました。保護者のかたも楽しそうに見学していました。球を全部投げ終え、自分の球と相手の球と、どちらが白い球に近いのか微妙なときは、審判の持っている測定器を食い入るように見ては一喜一憂していました。(「一憂」するほど悲しんではいませんが)終わりの会で児童代表がお礼を言い、体育館を出て行くときは、「Enjoy ボッチャ」のかたがたと手を振ってお別れしました。PTA学校合同行事をきっかけにボッチャの楽しさを知りました。これからもボッチャをEnjoyしていきたいと思います。

今週の花「水引草(ミズヒキソウ) & 彼岸花(ヒガンバナ)」

 今週の花一さんから届いた「今週の花」は、「水引草と彼岸花」です。

 水引草の花は遠目で見ると赤い花のようですが、近くでよく見てみると一つの花に赤と白の二色入っていて、とてもかわいらしいです。「水引草」の名前の由来は、全体の姿がお正月飾りやご祝儀袋の水引紐に似ていることから、「水引」という名前がついたそうです。花言葉は、「感謝の気持ち」「喜び」。水引草の種は、人の服やペットに付いて移動するので、意外なところで水引草が咲いていることがあります。

 彼岸花は、人里に近い川岸や田のあぜ道でよく見かけ、花・茎・葉・球根の全てに毒のある花です。「彼岸花」の名前の由来は、秋の彼岸の頃に開花するという説や、毒のあるこの植物を食べてしまうと「あの世に行ってしまう」=「彼岸に行く」という説があります。少し怖いように感じる彼岸花ですが、その毒を利用して、モグラやネズミから稲や野菜などの農作物を守ったり、埋葬された遺体を守ったりしたという言い伝えもあります。また、彼岸花は自分が咲く時期を知っていて、彼岸花を見かけた人が、「彼岸花って、毎年お彼岸の頃になると、忘れることなく、必ず咲くね。不思議だね」と思わず言葉にしてしまうほどです。やっと涼しさを感じられるようになってきました。

5年 トヨタ自動車田原工場見学

 5年生が社会科の学習の一環として、トヨタ自動車田原工場へ見学に行きました。移動は貸切バスです。はじめに画像を見ながら、田原工場で働く人が8610人もいることや、1日に800台の自動車を生産していることなどを教えていただきました。その後に、はたらく人が安全に自動車をつくるための遮光マスク(溶接面)を身につけたり、高熱のアルミから身体を守る耐熱服を着たりしました。また、一定の速さで正確な作業がくり返しできるようになる訓練「ミネソタ」を体験し、はたらく人の努力を知りました。組立作業では、ロボットが接着剤を均等にぬり、作業員が確認後、正確に取り付けている様子を見て、人と機械の長所を活かした作業になっていることに気がつきました。最後は、多くの工程を経て完成した自動車の前で記念撮影。自動車生産の仕組みや工夫の一部を学ぶことができました。気がつくと、もうお昼。サンテパルクたはらに移動して、おいしいお弁当を食べました。帰ってきて、子どもたちの感想を読ませてもらうと、新たな疑問が出てきたようです。これから授業で調べていきます。

ごきげん集会⑤

 今回の「ごきげん集会」は、はじめに、運営委員が10月の生活目標「気持ちのよいあいさつをしよう」を発表しました。寸劇であいさつの仕方が違う二つの場面を見せ、どちらがよいあいさつなのか、全校のみんなに問いかけました。「大きな声で」「笑顔で」「相手の目を見て」あいさつした方がよいと、全員が答えました。10月もしっかりとあいさつのできる新川っ子になりましょう。次に、図書委員が、紅葉読書週間のPRをしました。学年目標を全員達成した学級に賞状を渡すことや図書委員による読み聞かせについて知らせました。本をたくさん読んで、心を豊かにしてほしいです。その後は、「一芸披露」です。6名の芸達者が出場しました。内容は、①ダジャレ ②縄跳びで二重跳び ③バク転 ④あぐらのまま歩く ⑤二重のフラフープ跳び ⑥ピアノ演奏(カノン) で、どの発表もよかったです。  「一芸披露」では、ダジャレを言ったり、あぐらのまま歩いたりと、予想を超える芸が飛び出します。

4年 筆作り体験

 4年生が、社会科「伝統工芸」の学習の一環として、豊橋筆の職人さんを講師に迎え、筆作りの工程について学び、筆作りを体験しました。筆作りでは、はじめに筆を管に接着させました。ボンドを乾かしている間に、筆の穂の長さや太さ、毛の硬さや弾力に違いのある毛を使い分けて、水を使って混ぜ合わせる「練り混ぜ」という工程を体験しました。この工程により、豊橋筆の特徴である墨になじみやすく、滑るような書き味が実現するそうです。また、抱きかかえるほど大きな筆を見て、目を丸くしていました。仕上げは、筆に糊をたっぷりつけた後、糸を使って筆先を揃えながら糊を搾り取ります。この工程が難しくて、職人さんが上手にやって見せると、子どもたちから拍手が起きました。その後、子どもたちは職人さんの手を借りながら、なんとか仕上げを終えました。自分が作った筆をいろいろな方向から見て、どの子も満足そうにしていました。

代表会

 月に一度、「代表会」を行っています。代表会とは、4年から6年までの学級代表、運営委員、各委員会の委員長が集まって、議論する場のことをいいます。今月は、①3年あいさつ運動について ②6年SDGS古着回収について ③6年よりよい校区にするためのアンケート依頼について の3つが議題にあがりました。効率よく話し合いを進められるように、事前にプリントを用意してあります。プリントをつくる過程でも考えを練ることができるので、しっかりとした内容で提案しています。それでも、一つの議題にいくつかの質問が出されます。即答できる質問ばかりではないので、「学年学級で話し合った後、また回答します」と答えるときもありました。参加者が、自分の考えをもって参加している姿に感心させられます。

今週の花「フジバカマ(藤袴)」

 花一さんから届いた「今週の花」は「フジバカマ(藤袴)」です。フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉集や日本書紀、源氏物語、徒然草の中にもその名が登場するほど日本人に馴染み深い花です。花が細長く密集しているため、線香花火のように見えます。かつては川原の土手などに群生していましたが、近年、護岸工事等により、自生できる地域が激減し、絶滅危惧種となっています。名前の由来はいくつかありますが、その中の一つに、フジバカマの花を逆さにすると、藤色の袴から白い足(雌しべの花柱)が出ているように見えることから、名付けられたというものがあります。 花言葉は「あの日を思い出す」。これは、フジバカマの葉を乾燥させると桜餅のような甘い香りを放つことが由来です。古くから、アロマや入浴剤として使われてきました。だんだんと夜が長くなってくるこの時季に、フジバカマの入浴剤を入れて、あの日を思い出しながら、ゆったりしたいものです。

修学旅行(2日目) ~3/3編~

 宿を後にして、はじめに向かった場所は清水寺です。仁王門や三重塔を観ながら本堂(舞台)まで歩き、そこから見える風景と気持ちのよい風に、しばらく佇んでいました。清水寺を出ると、子どもたちが楽しみしていた清水坂散策と買い物です。外国のかたや他校の修学旅行生で混雑していましたが、いろいろなお店を回り、散策を楽しんでいました。次の見学場所は、金閣寺です。金閣寺に向かって細い道を歩いていくと、急に道が開け、黄金に輝く金閣寺が現れました。「おお~」と思わず声を出した子どもたち。足利義満の絶大な権威を垣間見ることができました。金閣寺も観光客がとても多くて、学年学級単位で集合写真を撮ることができません。同行したカメラマンさんの協力のもと、班ごと、流れ作業にように記念写真を撮るのがやっとでした。最後の見学場所は、龍安寺です。石や砂を使って景観を作る枯山水を前に、子どもたちは静かに鑑賞していました。バスガイドさんから、「15個の石があるけれど、14個しか見えない不思議な造りになっている。15個見つけることができるかな」と話を聞いていたので、場所を変えては石の数を確かめていました。帰りは、貸切バスで新川小学校を目ざします。気持ちよさそうに眠る子が多かったです。それだけ一生懸命に活動し、楽しい思い出ができたのでしょう。多くのかたがたの協力を得て、修学旅行が思い出深いものとなりました。何よりも、無事に行って帰ってくることができてよかったです。ありがとうございました。

修学旅行(1日目~2日目) ~2/3編~

 東大寺の大仏さまを見学した後は、班別分散学習です。どこを、どの順番で回って、集合時刻に間に合うように行動するのか、班の仲間と計画をしっかりと立てて臨みました。途中で道がわからなくなり、教員からヒントをもらう班もありましたが、どの班も仲間と協力して活動して、時間内に集合することができました。1日目の見学が終わり、宿は仁和寺の境内にある、落ち着いた雰囲気の御室会館です。料理はとてもおいしくて、子どもたちはぺろりと平らげていました。友達と枕を並べた夜は、どんな話で盛り上がったのかな。

 2日目は、5時30分起床。早く起きたのには理由があります。毎朝、国宝金堂で行われているお勤めに参加するためです。早朝の静けさの中、ふだんは入ることのできない金堂で僧侶の読経を聴き、自分の心と向きあいました。住職から「充実した小学校生活を送るように」とお言葉をいただくなど、境内の宿ならではの貴重な経験をさせていただきました。朝ごはんは、もちろん精進料理でした。お世話になった御室会館のかたがたにお礼を言って、2日目の見学に出発です。

修学旅行(1日目) ~1/3編~

 9月19日、20日、この日を待ちに待った6年生。楽しみにしていた修学旅行がやってきました。7時15分に豊橋駅集合。いつもの登校時間よりも早く、学校より遠い場所への集合でしたが、全員無事に集まりました。どの子もわくわくしている様子が伝わってきます。京都駅まで新幹線で行き、そこからは貸切バスで移動です。はじめに平等院に行きました。子どもたちは「これが10円玉で見た鳳凰堂か」「確かに翼を広げたように見える」と感動していました。鳳凰堂の内部拝観もして、本尊阿弥陀如来像や雲中供養菩薩像を見学しました。約1000年前の文化遺産を前に、言葉を発することもなく見入っていました。次に向かった場所は、奈良公園です。シカが子どもたちを出迎えてくれました。シカは鹿せんべいが欲しいと近寄ってきますが、持っていません。あらかじめバスガイドさんから教えていただいていた「鹿せんべい、持っていないよ」のポーズをして、シカから安全に離れることができました。足を進めて、東大寺の大仏さまを見学しました。社会科の学習で、大仏さまの大きさは知識として知っていましたが、実際に目の前にして、その大きさと迫力に驚いていました。

5年 ベルマーク運動

 この数年間、5年生の「何か役に立つことをしたい」という気持ちから「ベルマーク運動」に取り組んできました。年度当初、担任が今年の5年生に「ベルマーク運動」についてどうしたいのか尋ねると、「よいことは続けていきたい」「ぼくたちもぜひやってみたい」という返事が返ってきました。5月に、5年生が各教室に行って、「ベルマーク運動」についての説明と協力を呼びかけました。9月は、3度目となる回収日です。代表児童が各教室を回って協力へのお礼を言い、たくさんのベルマークをうれしそうに持ってきました。ベルマークをどのように活用するかは、これから相談をして決めていきます。ちなみに、これまでの活動で各教室に大きなタイマー時計を贈ることができました。大変重宝しています。5年生の活躍のおかげです。

委員会活動(前期最終)

 5年生と6年生が行っている委員会活動が、前期最終日を迎えました。それぞれの委員会で前期を振り返り、後期のめあてを決定しました。緑化委員会は、「水やりをがんばったけど、暑い日が続いたので水が足りなかったかもしれない。もっと水をあげればよかった。忘れそうになったときもあった」と振り返りました。緑の羽根の募金活動では、「放送で呼びかけるだけでなく、みんなにもっと知ってもらえるようにしたい」と、これまでの活動に工夫を加え、バージョンアップしていく方法を話し合いをしました。給食委員会は、「きらいなものでも、一口食べようキャンペーン」を企画し、その内容や広報の仕方について話し合いました。どの委員会も、学校生活を充実させようと一生懸命に活動しています。

今週の花「お月見セット」

 中秋の名月(旧暦の8月15日の十五夜)の日に、花一さんから届いた「今週の花」は、「お月見セット」です。中秋の名月を鑑賞する風習は、平安時代までさかのぼり、ススキなどの花を飾ったり、お月見団子などをお供えしたりして美しい満月を楽しみます。「お月見セット」には、ススキ(薄)、オミナエシ(女郎花)、ワレモコウ(吾亦紅)、キク(菊)、ケイトウ(鶏頭)がありました。満月との共演は、心を癒してくれるに違いありません。ススキは、豊作を祈る稲穂に代わるものとして飾られるようになったといわれています。ススキの「スス」は「スクスクとまっすぐに育つ」という様子をあらわし、ススキの「キ」は「茎」や「草」という意味があります。どんどん立派に生長していくことから、「ススキ」と名づけられました。平安時代の人々に思いを馳せながら、お月見を楽しみたいですね。(今年の中秋の名月は、満月の1日前です)

4年生「校区探検(高誠堂さんの見学)」

 4年生が社会科の学習の一環として、校区の「豊橋筆」を扱うお店「高誠堂」さんの見学に行きました。お店には、細筆、太筆、大きくて長い筆、硯などがずらりと並び、子どもたちは興味津々で見学しました。子どもたちはお店のかたにいろいろ質問をして、筆はウマ、イタチ、タヌキ、ネコなどの毛を使っていること、動物の毛の特徴をいかして細筆や太筆に使い分けていること、最近は材料の調達が難しくなっていることなどを知りました。これから、子どもたちがどのような追究をしていくのか、とても楽しみです。また、筆を使った後にしっかり墨を洗い流しておかないと、筆が硬くなり墨汁を吸わなくなるので、字を書いている途中でカサカサになってしまうことや、字を上手に書くには道具を大切にすることが大事だと教えていただきました。地域ボランティアさんの付き添いもあり、安全に、楽しく行くことができました。

全校集会

 給食の時間の後、テレビ放送で「全校集会」を行いました。全校集会では、「市読書感想文」「敬老メッセージ」「福祉ポスター」で入賞した子の表彰を行いました。賞状を受け取る際のうれしそうでいて、堂々とした態度に、「よかったね。おめでとう」の言葉が自然と出てきます。表彰式はすぐに終わってしまいますが、そこに至るまでの努力は簡単ではなかったはずです。構想を考え(悩み)、かいては消してを繰り返し、時間もパワーも使ったことでしょう。入賞する数が決まっているので一部の子の表彰となりましたが、賞に入らなくても一生懸命に取り組んで、よい作品を作り上げた子がたくさんいました。表彰の後は、「敬老の日」「秋分の日」の祝日の意味について話しました。祝日には、その意味を思い出して過ごしてほしいと思います。

通学団・班長会

 2学期が始まった9月も第2週目を迎えています。子どもたちの登校の様子について、班長さんが振り返り、困ったことがあれば相談する時間を設けました。集合時刻や並び方、歩き方などについては、多くの班で「○」の振り返りができました。「あいさつ」については課題が残ったようです。「まだ眠たいから…」「暑いから…」ということが原因なら、はじめに一回、元気なあいさつをしてみてください。びっくりするくらい頭も体もスッキリ目が覚めますよ。暑さも苦にならなくなります。19日、20日は修学旅行があるため、6年生がいません。5年生や4年生を中心に、班長さん・副班長さんがやってきてくれたことを真似て、安全に通学班登校してくださいね。

今週の花「菊」

 花一さんから届いた「今週の花」は「菊」です。平安時代の歴史書物の中に菊の歌が載っていたことから、貴族の中で菊が人気の花になったそうです。そして、鎌倉時代の後鳥羽上皇が自分の刀に菊の紋を入れたことで、皇室の紋章として用いられるようになりました。江戸時代には、菊を食用として食べるようになり、風邪をひいたときの漢方薬としても使われました。また、「菊」といえば、「電照菊」を連想するかたも多いのではないでしょうか。電照菊とは、花芽ができる前の時期に灯りで照らし、人工的に日照時間を長くすることで開花時期を遅らせた菊のことです。お隣の田原市は、日本一の電照菊の生産地となっています。電照菊のハウスの灯りがイルミネーションとなり、とてもきれいです。菊はとても身近な花で、エピソードにこと欠きません。

校区大運動会

 8日(日)に、台風10号の影響で延期となっていた「校区大運動会」が新川小学校運動場で行われました。出場した町は「魚町」「大手町」「小畷町」「呉服町」「神明町」「新吉町」「第二向山町」「中世古町」「札木町」「船原町」「前田町」「前田一丁目」「前田二丁目」「吉田町」です。歴史を感じさせる町名がずらりと並び、それを見ているだけで「すごい校区だな」と感じ入ります。競技では、幼児等が参加した「がんばれチビッコ!」、キレのよいダンスを披露した新川P・LATS、1.2.3年生がスピードとパワーを発揮した「棒取り合戦」、4.5.6年が梯子や網などの障害を攻略した「新川大障害」は、楽しく応援することができました。町内のプライドをかけた「綱引き」「玉入れ」「男女混合リレー」は、楽しくも真剣に戦う姿があり、応援にも熱が入りました。あらためて、新川校区の力強さを感じさせられる校区行事でした。

夏休み児童作品展

 夏休み児童作品展を開催しました。夏休み中に子どもたちががんばって作り上げた自由研究、歴史や社会科の内容をまとめたもの、Sebone「お店をつくろう」作品、工作、絵画などが展示されました。自由研究では、ふだんの生活の中で思っていた疑問を調べ学習で知識を得た後、実際に実験して解明するものが多かったです。Sebone「お店をつくろう」の作品は、「本当にこんなお店があったら楽しいだろうな」と、実現してほしいお店ばかりです。微笑ましい作品、時間をかけて取り組んだことが伝わってくる作品、アイデアのすばらしい作品、家族との思い出が表現されている作品など、時間がたつのを忘れて見入ってしまいました。

第1木曜日は「なかよし班」活動の日

 毎月の第1木曜日には、「なかよし班」で遊ぶ時間を設定しています。「なかよし班」とは学年の枠をこえて6年生から1年生まで入る異学年の班です。今回は、上級生が考えた遊び「ハンカチ落とし」「はじめの一歩」「ばば抜き」「イラストしりとり」「歩いて鬼ごっこ」「爆弾落としゲーム」「椅子取りゲーム」などをしました。低学年でも楽しめるようにルールを工夫してあり、どの班からも笑い声が絶えませんでした。夏休みが明けて初めての「なかよし班」活動。異学年の友達とかかわって遊ぶことの楽しさを実感していました。

2学期の給食開始

 2学期の給食が4日(水)から始まり、学校生活のリズムも戻ってきました。子どもたちは、給食の時間が待ち遠しかったようで、「給食だ~」「お腹、すいた~」の声が聞こえてきます。給食当番はテキパキと配膳を行いました。1年生の給食当番も1学期でやったことを覚えていて、あっという間に配膳を終わらせていました。今日の主な献立は、サーモンフライ、茹で野菜、すまし汁です。サーモンフライは人気の献立で、おいしそうに平らげていました。すまし汁もだし・醤油・塩のバランスがちょうどよく、おかわりしたくなるほどおいしいです。給食に関わる多くのかたがたに感謝しながら、「いただきます」「ごちそうさま」

避難訓練(地震)

 夏休み中の8月8日、九州の宮崎県で震度6の地震が起き、そのあと「巨大地震注意」が発表されました。そのことを受け、当初は不審者対応の避難訓練を計画していましたが、地震を想定した避難訓練に変えて実施しました。地震後の火災発生場所(仮定)の関係から、通常時には使わない非常階段を利用しての避難でした。各学級では、揺れたときは物が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」ところで頭を守ることの大切さ、そして、避難するときは「押さない、走らない、喋らない、戻らない」ことの大切さを指導しました。ふだんから、『地震が起きたらこうしよう』と避難行動を考えておくことは、命を守るために必要なことです。学級でも折を見て話をしていきます。ご家庭でも地震が起きた場合の対応について、何度でも話し合う機会をもっていただければと思います。

今週の花「リンドウ(竜胆)」

 2学期になり、花一さんが早速お花を届けてくださいました。今週の花は「リンドウ(竜胆)」です。「敬老の日」など秋の行事でよく見られる花です。花言葉は「勝利」「正義感」で、リンドウの根は漢方薬として使われることがあり、「病に打ち勝つ」という意味からきています。また、リンドウの根がものすごく苦いことから、「まるで竜の胆のように苦い」という意味で「竜胆」(リュウタン)と名づけられました。そして、長い間に「リュウタン」「リムタウ」「リンタウ」「リンダウ」「リンドウ」と変わっていったそうです。

 夏休みが明けたばかりの掲示物の少ない教室に、青色のリンドウがひときわ目立ち、子どもたちを元気よく迎えています。

2学期スタート

 今年は9月2日が2学期始業の日です。登校時の子どもたちは少し眠たそうでしたが、教室で友達に会うと、楽しそうにおしゃべりをしている姿があちこちで見られました。始業式では、3年生と4年生の代表の子が、「目標に向かって挑戦したい」「行事をがんばりたい」と2学期の目標を発表しました。堂々と発表する姿に、しっかりと準備をしてきたことが伺えました。その後は、待ちに待ったPTAの皆さんからの「あずきアイス」の差し入れがありました。子どもたちは「おいしい~」と、うれしそうに口にしていました。「さぁ、2学期もがんばろう!」、そんな気持ちにしてくれた1日でした。

1学期 終業式

 令和6年度は、7月19日が1学期終業の日です。

 終業式の前に、児童代表の2人が、1学期にがんばったことを発表しました。2年生代表児童は、校区探検でたくさん発見できたことや、水泳の自主練習をしたことで泳げる距離が伸びたことを発表しました。5年生代表児童は、野外教育活動や委員会で、自分のことだけでなく、みんなの役に立てるように活動できたことを発表しました。2人とも堂々と発表できました。

 終業式では、夏休みを前にした子どもたちに、次のような話をしました。(概要です)「『よい夏休みにするためのコツ』をお話しします。それは、『学校で学んだこと、できたことを、自分の力で続けていく』ことです。学校で学び、できたことですから、続けていくことは簡単なのかもしれません。ただ、夏休み中は、アドバイスをしてくれる先生がいません。自分の力で続けられるか試される夏休みなのです。でも、先生たちは、皆さんのサポートを忘れていません。よい夏休みにするための、ヒントが書かれたものを渡します。それは、『通知表』と『お便り』です。夏休みの間、いつも手元に置いて、1日1回は読みましょう。そして、自分の力でよい夏休みにしているか、確かめましょう。また、夏休みを利用して、学校ではできない素敵な体験もたくさんしてください。9月に元気な姿を見られることを楽しみにしています。」

 式の後は、6年生の代表が「夏休みのルール」について、寸劇で楽しく発表しました。全校のみんなから大きな拍手をもらい、とてもうれしそうでした。

 保護者や地域の皆様には、夏休み中も子どもたちを温かく見守っていただきますようよろしくお願いいたします。

ごきげん集会④

 今回の「ごきげん集会」は、はじめに美化委員会が「新川ぴかぴか週間」で、黙って、隅々までぴかぴかに掃除することができた学級に賞状を渡しました。どの学級が賞状をいただけるのかと見ていると、全ての学級が賞状を手にしていました。確かに、どの学級もしっかり掃除していました。次に、運営委員会が、夏休み中にペットボトルキャップを集めてポリオワクチンを寄付しようと、全校のみんなに協力を呼びかけました。たくさん集めて、守ることのできる命を救いたいです。最後は「一芸さん」の発表です。童謡「うさぎとかめ」にあわせてけん玉を披露する子、Adoの「唱」を振りつけで歌う子、フラフープをお腹や首で回す子、ダイナミックに側転をする子、習いたてのギターを弾いて歌う子。どの子の発表もとても素敵で、全校のみんなから温かい拍手が送られていました。

出前授業 2年コレクションカードで遊ぼう

 美術博物館のかたを講師に、2年生が出前授業「コレクションカードで遊ぼう」を行いました。1枚のカードに、美術博物館にある1作品が印刷されています。はじめに班にたくさんのカードを渡して、作品の色や形、モチーフなど似ているものを探すゲームをしました。子どもたちは、「両方とも顔が描いてあるから似ているね」とか「これは明るくて元気な感じだけど、あれは暗くて怖いから似てないと思うよ」など、作品から感じられることを伝えあいました。その後に行ったアートかるたゲームでは、作品の特徴を言いながら「○○カード、出ないかな~」と大変盛り上がりました。これらの活動を通して、子どもたちは自分とは異なる視点があることに気づいたり、美術博物館にある作品に関心を高めたりしました。

ひまわり組 枝豆の収穫

 4月下旬に、ひまわり組が種まきをした枝豆が大きく育ち、収穫の時期を迎えました。収穫したばかりの枝豆を早速いただこうと、タブレットを使ってゆで方やゆで時間を調べる子がいました。調べたように水の量を測り、鍋に火をかけました。枝豆を試食して食べごろになったことを確かめると、枝豆を水で冷ます子と、職員室で都合のつく職員に試食してほしいことを呼びかける子に分かれて活動しました。出された枝豆を食べてみると、ちょうどよい柔らかさと塩加減で、とてもおいしく茹でてありました。ひまわり組の子どもたちは、自分でお世話をした枝豆がどんなふうに育ち、実をつけるのかを観察することができました。そして、おいしく食べることで、収穫の喜びを実感することができました。

 

6年 SDGs事業所訪問

 SDGsの学習が始まっています。調べていく中で、地域の事業所でSDGsの取り組みしていることを知りました。そこで、2つの事業所と連絡を取り、訪問させていただくことになりました。衣料品店では、古着を回収して難民に届けることで古着を有効活用したり、ジーンズにレーザー加工をすることで水の使用量を99%減らしたりしていました。金融機関では、エコキャップ推進運動やバイオマスプラスチックを利用することで地球にやさしい街づくりを目ざしていたり、食品ロスが出ないようにフードドライブ活動をしていたりしました。子どもたちは事業所の具体的な取り組みを聞くことで、SDGsの理解を深めていました。

個人懇談会

 7月10日から12日まで、個人懇談会を行います。懇談会では、1学期に見られたその子のよさや成長したこと、努力していたことを伝えたり、2学期に向けた話をしたりします。懇談会が近づくと、どのクラスでも、子どもたちと担任の間で恒例のやりとりがあります。「先生、懇談会でどんな話をするの?」「どんな話をしようかなぁ。勉強の話をしようかなぁ。でも、今は秘密にしておこうかなぁ。お家の人から聞いてね。」「え~~」子どもたちは、担任の先生とお家の人が自分のことについて話しているところを想像して、少し緊張しつつも、どこかうれしそうに質問します。お家の人も、先生たちも、みなさんが健やかに成長してほしいと願ってお話します。安心してくださいね。

5年 オンラインスタディ

 とよはし版 GIGA スクール構想の柱である「オンラインリアルタイム学習」の推進の一環として、市内小学校をオンラインでつなぎ、5年生が「SOSの出し方」(健康増進課)について学びました。「家族とけんかをして家で過ごしにくく感じているとき、あなたはどうしますか」という問いかけに、市内6校の5年生が「寝る」「読書する」「一人になって心を落ち着かせる」「謝る」などとオンラインで発表しました。その後、各学校で考えたことを発表し、新川小は「時間が過ぎるのを待つ」「お手伝いをして仲直りする」「少し時間をおいてから話す」「何がいけなかったのか確かめる」などの意見が出ました。最後に、健康増進課のかたが「チャイルドライン」などの相談機関を紹介したり、「相談することは恥ずかしいことではない」と呼びかけたりしました。他校の同級生の意見をリアルタイムで聞ける、よい機会となりました。

出前授業 3年「給食が届くまで」

 「えっ~。その釜で、1000人分のおかずが作れるの!」と、大人の胸の高さほどある大きな釜を見て、思わず出た声。この日は、栄養教諭をお招きして、給食ができるまでの学習をしました。調理員は、帽子、マスク、白衣をつけてエアシャワーに入るなど、衛生管理に気をつけています。食材は、朝7時半に給食センターに届き、機械や人の手で洗ったり、切ったりします。そして、1000人分の大きな釜や身長ほどある長いしゃもじ(スパテラ)を使って調理します。最後に調理員から「食材をどのように切れば食べやすいか、どのように作ればおいしいかを考えて作っています。」とお話がありました。給食は、食材を作る人、運ぶ人、調理する人など、多くの人がかかわって作られています。感謝の気持ちを込めて、「いただきます。」

クラブ活動(イラスト)

 イラストクラブが図書室で活動しています。この日は、図書やタブレットを活用して、お気に入りの絵をノートに描き写しました。特徴を捉えていて、とても上手です。どの子も集中して描いているので、「上手だね。」と声をかけることで手を止めさせてしまわないかと心配してしまうほどです。しかし、うれしそうに「この絵、○○だよ。~~~。」とイラストの説明を詳しくしてくれました。子どもたちの想い入れが伝わってきます。仕上げは色つけです。色が入ると、子どもたちはいよいよ満足そうです。担当が「片づけの時間だよ。」と伝えると、「え~、もっと描きたい!」と口々に言っていました。完成したイラストは、掲示して全校のみんなに見せてあげてくださいね。

7/5 今日の給食

今日 の給食 は、ごはん、牛乳 、さばのてり焼 き、そえやさい、豚肉 と生揚 げのうま煮 です。さばに含 まれるあぶらの中 には、血液 の流 れをよくする成分 が含 まれています。また、脳 の働 きをよくすると言 われているDHA やEPA がたくさん含 まれています。よくかんで食 べましょう。

ごきげん集会③

 今回の「ごきげん集会」は、4つの委員会から発表がありました。はじめに美化委員会が、「だまってそうじをしよう」と呼びかけました。きれいな学校は気持ちが落ち着いて、勉強もよくできるようになりますよ。スポーツ委員会は、プールの利用で気をつけたいことを、クイズ形式で確かめました。ルールを守って、泳力をつけていきましょう。図書委員会からは、あじさい読書週間で目標を達成できた学級の表彰がありました。図書委員の呼びかけで、本をたくさん読む子が増えました。最後は、運営委員会が「一芸さん」募集を兼ねて、全校で「ジャンボリミッキー」を踊りました。楽しく踊れることも立派な能力です。どんな一芸さんが集まるのか、とても楽しみです。委員会活動が活発に行われています。

今週の花「トルコ桔梗(ききょう)」

 花一さんから、今週の花が届きました。「トルコ桔梗」です。「トルコ」という国名が入っていますが、原産地は「アメリカテキサス州」です。花のフォルムがトルコ人のターバンの姿に似ていることや、深い青紫の花色からトルコ石に似ていることからつけられたのではないかと言われています。日本へは、昭和10年頃に入ってきました。その後の世界大戦で、トルコ桔梗などの園芸植物は多くの国で絶えてしまいました。しかし、日本では細々ながら生き残っていました。昭和40年頃に品種改良をして、現在ではトルコ桔梗の品種のほとんどが日本産です。トルコ桔梗を見ていると、園芸を楽しむことのできる平和のありがたさを感じさせられます。

第1回 学校保健委員会

 第1回 学校保健委員会のテーマは「姿勢」です。キャッチフレーズを「いつでも どこでも ピンピタッグー ~心も体も元気いっぱい~」として、講師に新川コネットに登録されている山本先生をお招きして開催しました。保健委員と山本先生のおもしろい演出もあり、楽しい雰囲気のもと会が進みました。はじめに子どもたちの立ち姿勢の状態を、友達同士で確認しあいました。その後、山本先生からよい姿勢になるための体操を教えていただきました。実際にやってみると、体が伸びたような感じがして、気持ちよさが残りました。体操の後、もう一度子どもたちの立ち姿勢の状態をみてみると、はじめより姿勢のよくなっている子がほとんどでした。すごいな、姿勢体操。続けましょう、姿勢体操。

歯科健診

 学校医の先生に来校していただき、全校児童が歯科健診を行いました。健診をする前に、「奥歯もしっかり見えるように、お口を大きく開けてね。」と説明すると、その場で大きく口を開けて、近くの友達と大きさを比べていました。また、永久歯への生えかわりで、乳歯が抜けていたり、抜けそうでぐらぐらしていたりするところを見せてくれる子もいました。前歯が抜けていて、「ニカッ」と笑う表情は、何とも微笑ましいです。歯が健康だとしっかり食べられるので、体の健康にもつながります。運動するときも踏ん張りがききます。80歳になっても20本以上、自分の歯を保てるように、歯を大切にしていきましょう。(8020運動)

出前授業 2年「緑について学ぼう」

 校庭のクスノキから爽やかな香りがしてきます。しかし、木々に意識しないとそのよさを知らないままでいます。2年生は、市の公園緑地課のかたをお招きして、緑の大切さや校庭に木々について学ぶ授業を行いました。はじめは体育館で緑の役割について考えたり、校庭にある木々の名前や特徴をクイズにして学習したりしました。その後、実際に校庭に出て、クスノキやオリーブ、ヒマラヤスギを観察しました。クスノキの葉の、スーッとする匂いを嗅ぎ、「これが『樟脳』と言って、虫よけになるんだよ。」と説明を聞きました。子どもたちは「クスノキってすごいね。大切な服を守ってくれるんだね。」と感心していました。校庭の木々が身近になったようです。

出前授業 4年生「お店を作ろう」

 sebone実行委員会の代表である黒野さんが講師となり、4年生にテーマ「お店を作ろう」の授業を行いました。sebone実行委員会は、水上ビルを盛り上げるために、新川小や松山小と連携して、子どもたちの自由な発想のお店を募集するイベントを毎年開催しています。この日は、作品制作のオリエンテーションです。「環境にやさしい」「つなげて大きく」「隣の敷地にはみ出ないように」「地震に強く」などの視点を示されました。子どもたちは早速イメージを膨らませて、直方体の箱に筒を立てるなどしていました。今後、「水上ビルにあったらいいな」と考えるお店の立体作品を作っていきます。子どもたちがどんなお店を創造するのか、今から楽しみです。

今週の花「ダリア」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「ダリア」です。名前の由来は、スウェーデンの植物学者ダールさんの名前をとり、ダリアになりました。ダリアの和名は「天竺牡丹」と言います。天竺はインドのことです。しかし、ダリアは、1842年、オランダから長崎に持ち込まれました。当時の人が、インドから持ち込まれたと勘違いしたことで、天竺の名前がついたそうです。オランダを漢字で表すと「和蘭」なので、勘違いしなければ「和蘭牡丹」になっていたかもしれませんね。牡丹は、花の咲き方や見た目がボタンの花に似ていることからつけられました。メキシコの高原が原産なので、日本の涼しい高地でよく育ちます。いろいろな国が出てきて、ややこしいですね。

プール開き

 梅雨の晴れ間となった6月24日は、プール開きの日です。時間割の関係で、この日に全学年の子どもたちがプールに入るわけではありませんが、いよいよ水泳が始まります。1年生は、小学校ではじめての水泳授業ということもあり、約束事を一つ一つ確認しながらプールに入りました。水慣れするためにプールの水を体にかけたり、プールの中を歩いたり、プールに沈めた球を拾ったりしました。子どもたちは歓声をあげながらも、指導者が話すときは静かに聞いていて、約束事を守ることができた楽しい水泳指導となりました。また、プール見守りボランティアさんの協力のお陰で、多くの目で子どもたちの安全を守ることができました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

5年 野外教育活動(2日目)

 野外教育活動2日目はあいにくの雨となりましたが、自然の中での野外活動なのでそういうこともあります。雨の恵みに感謝しながら、雨天用の第2案で進めました。まずは、朝食のホットドッグ作りです。コッペパンにチーズとソーセージを挟み、アルミホイルで巻いたものを火にかけます。「お、おいしい!」と、手軽においしい朝食ができたことに驚いていました。カレーライスもホットドッグも、どちらも大成功でした。次に、少年自然の家の周りで集めた木の実や貝殻などをボンドでつけて、思い思いの作品作りをしました。木の実に目玉をつけて夢の国の動物を作ったり、土台に長い枝をつけてヤシの実のようなオブジェを作ったりするなど、自然物を使ったユニークな作品ができました。午後からの奉仕業では、来た時よりもきれいにしようと、隅々まで清掃しました。退村式では、館長さんらお世話になったかたがたにしっかりお礼を言いました。

 この2日間、テーマ「結束」を成し遂げようと、友達と協力し、全力で取り組む姿が随所に見ることができました。野外教育活動を通して、一回りも二回りも大きく成長しました。

5年 野外教育活動(1日目)

 6月20日、21日の1泊2日で、5年生が少年自然の家で野外教育活動を行いました。出発式や入村式では、みんなで考えたテーマ「結束」を達成できるように、友達と協力したいと決意を発表しました。その後、体育館で学年の歌「ビリーブ」を歌ったり、長縄「8の字跳び」で声をかけあって跳んだりしました。午後のはじめはウォークラリー。各チェックポイントで出されたお題を、班の仲間と協力してクリアしていきました。ちなみに、お題の一例として、「時間制限付き・班でリレーしりとり」「何も見ずに『新川小の妖精にじ丸くん』を描く」がありました。その後は、夕食のカレーライス作りです。役割分担で野菜を切る係、飯ごうやカレー鍋を火にかける係などがありました。野菜を切る係は、家で練習してきたこともあり、器用に切ることができました。火にかける係は、はじめは火が消えそうになっていましたが、空気の通り道を作るというコツがわかると、火力を安定させて維持していました。班の仲間と協力して作ったカレーライスは格別で、「今まで食べたカレーの中で、一番おいしい!」という声が飛び交っていました。日が暮れてくると、キャンプファイヤーです。みんなノリノリで踊ったり、ジャンケン列車で盛り上がったりと、とても楽しいキャンプファイヤーになりました。1日の終わりは、班会議。1日目を振り返り、2日目につなげます。消灯時刻となり、たくさん活動した分、すぐに眠れたかな。

2年生活科「野菜を育てよう②」

 2年生が野菜の苗を植えてから3週間。毎日水をあげて育ててきたので、ずいぶん大きくなりました。全ての野菜に小さな実がなり、子どもたちは「見て!見て!」と、とてもうれしそうです。背丈を測ろうとした子がいましたが、持っている30cm物差しでは足りません。どうするのかと見ていると、友達を呼んで、友達の物差しをつなげて計っていました。「物差し2つ分だから、60cmだ!」と工夫して解決する姿がありました。また、「キュウリの葉っぱってね、裏側が『ちゅくちゅく』しているんだよ。」と、発見したことを教えてくれる子もいました。どの子も自分の野菜の生長ぶりに喜び、しっかり観察できたので、観察用紙いっぱいに気づいたことを書くことができました。

今週の花「3種類の花」

 花一さんから今週の花が、3種類届きました。①薄紫色で花火のような花は「アガパンサス」です。アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」で、ヨーロッパではラブレターの代わりに贈られていたそうです。②紫色玉は、「アリウムリーキ」。アリウムリーキは、セイヨウネギと呼ばれる食用のネギです。その美しさから、初夏の生け花で欠かせない花材として用いられています。すっと伸びる茎と、球状に集まって咲く紫の花が魅力的です。③黄色玉は「クラスペディア・グロボーサ」で、フラワーアレンジで人気のある花です。ドライフラワーにも適していて、インテリアとして飾っている人も多いです。3種類の花が、それぞれのよさをいかして、教室を明るくしてくれています。

体力テスト

 体力テストが始まりました。学年によって取り組む種目は違いますが、全部で8種目(「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」「20mシャトルラン」「50m走」「立ち幅とび」「ソフトボール投げ」)あります。子どもたちは、昨年の自分の記録を上回ろうと、「より速く、より高く、より遠く」を目ざして取り組んでいます。自分の記録を見た子から、「体が硬いな。家で柔軟するかな。」「シャトルランの記録が伸びてうれしいな。ときどき走っているのがよかったのかな。マラソン大会に向けて、続けていこう。」など、いろいろな声が聞こえてきました。この子たちのように、体力テストの結果をもとに、自分に必要な運動について考えたり、すすんで運動に親しもうとしたりしてくれるとよいです。

豊橋・学校いのちの日

 6月18日は、豊橋・学校いのちの日です。私たち教職員は、児童生徒の安全を第一に考え、教育活動を取り組んでまいります。15日は学校公開日で、全ての教室で「命」をテーマにした授業公開をしました。その後、「南海トラフ地震臨時情報発表」を想定した引き取り訓練を行いました。災害や事故・事件などの前後に、引き取り下校が妥当と判断される場合は、保護者の方による引き取りをお願いする場合があります。ご協力をお願いします。

 また、実施した日にちはそれぞれ違いますが、図書館ボランティア、担任による「命」に関する読み聞かせや、校長による全校集会、教職員によるAED研修を行いました。これからも命の大切さについて考えていきます。

 

教職員のAED研修

 プール開きを2週間後にひかえ、水の事故発生時のAEDの研修(シミュレーション)を行いました。事故に遭ったと想定した人形を使い、プールサイドで心臓マッサージや人工呼吸、AEDを使った救命措置を、救急隊員(教員)が到着するまで行いました。また、他の職員は教室や職員室に応援を呼んだり、救急車の要請や保護者(教員)へ連絡したり、他の児童(教員)をプールからあげ、別の場所に誘導しました。1回目のシミュレーションの反省点を出し合い、改善した方がよいところを確認して、引き続き2回目のシミュレーションを行いました。研修をしてみて、やはり人手が多いほどよいことを実感しました。水泳指導が始まるに際して、保護者や地域の皆様には水泳の授業参観を兼ねて、プールの見守りを募る予定です。ぜひ来校して子どもたちが泳ぐ様子をご参観ください。

3年 モンシロチョウ

 3年生は、理科の授業の一環として、モンシロチョウを卵から育てています。その卵から、モンシロチョウとは姿のちがう幼虫が出てきました。はじめは「ぎゃー!」と言っていた子も、しばらくすると「なんか、かわいいかも。」と言うようになりました。2組は、幼虫に「モコ」「ミニ」「ミライ」「メロン」「ヨチ」という名前をつけ、興味津々で観ています。幼虫は何回か皮をぬいで大きくなり、体に糸をかけはじめました。そして、6月11日にさなぎになりました。1組は1頭が羽化して、チョウになっていました。「5分前に観たときはさなぎだったけど、今観たらチョウになっていた!」と驚いた様子で説明してくれました。モンシロチョウが「卵→幼虫→さなぎ→成虫」と姿を変えて育つところを観られましたね。

図書委員による読み聞かせ

 図書に親しんでもらおうと、図書委員(5、6年生)が1年生から4年生、ひまわり組の子たちに読み聞かせをしました。この日のために、図書委員は、担当する学年学級の子が楽しめそうな本をたくさんピックアップし、読み比べ、選びました。そして、選んだ本を何度も声に出して読み込んできました。昨夜から朝にかけては、どきどきしていたことでしょう。図書委員がしっかりと準備をしてきたので、本の内容が伝わり、よい読み聞かせとなりました。読み終えると学級からお礼の拍手があり、図書委員は緊張がほぐれ、ほっとした笑顔になりました。図書委員がたくましく見えました。

今週の花「ひまわり(向日葵)」

 花一さんから、今週の花が届きました。「ひまわり(向日葵)」です。今はまだ涼しい日が多いですが、暦の上では夏。夏の花と言えば、ひまわりの花を連想します。青空のもと、輝く太陽に向かって咲き誇る黄色のひまわり。英語の名前「sunflower/サンフラワー」も、「太陽の花」という意味です。花言葉には「憧れ」「情熱」などがあります。日本に伝わったのは1660年頃の江戸時代に入ってからで、太陽の方を向いて咲く様子から「日廻り」や「向日葵」という漢字があてられました。夏休み、ひまわりが咲く中、帽子をかぶり、水筒を持って自然観察をしている子どもたちの姿が目に浮かびます。

4年 わくわく体験活動

 「お弁当を持って、勉強してくるんだよ。」と、4年生がうれしそうに話しかけてきました。「わくわく体験活動」の名前のように、子どもたちは朝からわくわくしていました。行き先は、中島処理場と視聴覚教育センター。貸し切りバスに乗って移動です。中島処理場では、社会科で学習している汚水の処理について、実際に調べたことを確かめました。視聴覚教育センターでは、理科の「星や月」についてプラネタリウムで学習したり、顕微鏡を使って微生物を観察したりしました。何もいないように見えた池の水に微生物がいたことや、微生物の特徴的な姿に驚きを隠せない様子でした。どの子も楽しく、真剣に学んでいました。また、施設の方に元気よくあいさつやお礼を言ったり、バスのマナーを守って車中を過ごしたりすることもできていて、立派でした。

PTA・地域のかたがたによる「あいさつ運動」

 6月3日(月)~7日(金)の間、あすなろ門やふれあい門にPTAや地域のかた、職員が立って「あいさつ運動」を行っています。新川校区健全育成会が作ったのぼり旗「新川小 ヤルキ ホンキ ゲンキ」が登場して、それがあるだけで明るい雰囲気になります。子どもたちは、PTAや地域のかたがたの姿を見て、うれしそうにあいさつをしていました。また、新川小学校の妖精「にじ丸くん」も来てくれました。にじ丸くんにハイタッチをしながら、元気よくあいさつしました。あいさつをすると、心が前向きになり、気持ちよく一日を過ごせるようになります。また、笑顔になる機会も増えます。子どもたちも、職員も、PTAも、地域も、妖精も、みんなで「おはようございます!」

ボランティアさんによる読み聞かせ

 本校では、月に1回ボランティアさんによる読み聞かせを行っています。ボランティアさんは、サイズの大きな絵本を使ったり、十八番の本を使ったりと、それぞれがテーマ「いのち」に則した本で読み聞かせをしてくださいました。読み聞かせをすることで、子どもが経験したことのないストーリーの中に入り、主人公の気持ちになって想像力を育むことが期待されたり、いろいろな表現にふれることで、語彙が豊富になり、読解力を高めることにつながったりすると言われています。また、ボランティアさんの抑揚があり、感情を込めた読み聞かせを聞くことで、子どもが音読の仕方を覚えることもできます。このようなすばらしい機会を与えていただいている読み聞かせボランティアの皆さんには、心から感謝しています。

今週の花「スカシユリ」

花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「スカシユリ」です。日本では昔からユリ根が食用に利用されるなど、とても身近な植物です。「スカシユリ」の名前の由来は、花びらの付け根がやや細く、すき間が見えることから「透かし百合」と言われているそうです。今日はまだ蕾ですが、花が咲くと見とれてしまうほど美しいです。花言葉に「注目をあびる」とあるのは、その美しさからつけられたものかもしれません。また、ユリの仲間は香りが強いものが多いですが、スカシユリは香りのないことが特徴です。そのことから、「飾らぬ美」という花言葉もあります。「美とは何か」を問いているような花ですね。

保護者・地域の連携・協働のプール掃除

 5月29日に6年生がプール清掃を行い、31日に5年生が引継ぎ、最後に保護者・地域のボランティアで仕上げをしました。5、6年の子どもたちの活躍できれいなプールになっていましたが、子どもの力では落としきれない黒ずんだ汚れを、ボランティアの力で取っていきました。ブラシに体重をかけてこすると、黒ずみが取れて塗装の青色がくっきりと見えてきました。それをひたすら2時間。ついに青色の美しい、ぴかぴかのプールになりました。ボランティアのかたがたは、筋肉痛になっていないとよいですが。いえいえ、若さ弾けるかたがたなので、筋肉痛は無縁。今日も元気に活動していらっしゃることでしょう。ボランティアの活躍は、学校にとっても、子どもたちにとっても、大変に助かります。ありがとうございました。

出前授業「6年 みんないきいきと」

 市民協働推進課が講師となり、6年生が「性別にとらわれず みんないきいきと」と題した出前授業を受けました。講師は6年生に「好きなこと(もの)調べ」をしました。「音楽が好きな人」「野球が好きな人」「赤色が好きな人」「料理が好きな人」など、たくさんの質問をしました。結果は、どの質問に対しても、性別に関係なく「好きだ」という子がいました。野球の好きな女子も、赤色の好きな男子もいました。そのことに、何ら問題はありません。しかし、「女子らしくない」とか「男子なのに、女子っぽい」と言われることがあるそうです。それらの言葉に、傷ついている人がいるかもしれません。「○○な人は、□□であるべきだ」という思い込みが背景にあるのかもしれません。ちがいを大切にして、ありのままの自分や周りにいる友達の個性を大切にしていきたいですね。

春の530運動

 美化委員会の企画で、「530運動」が行われました。美化委員会は全校に「530運動」を周知しようと「美化だより」を作り、発行しました。おたよりで、「燃やすごみ」「資源ごみ」「壊すごみ」の分別も呼びかけています。「530運動」では、清掃場所を学年ごと分担して活動しました。ビニル袋のような人工物がほとんど落ちていないので、落ち葉を拾ったり、雑草を抜いたりする活動となりました。どの子も一生懸命に活動したので、よりきれいな校庭になりました。「530運動」は、1975年に豊橋市で始まり、全国に広がった環境美化活動です。ごみをたくさん拾って「530」にするのではなく、はじめからごみが落ちていないという意味の「530」。そのような豊橋市、新川校区にしていきたいです。

2年生活科「野菜を育てよう」

 2年生が110円を握りしめて、「きゅうりをください。」「ぼくはトマトをください。」と言っては業者さんから野菜の苗を買いました。自分で育てようと選んだ野菜なので、どの子もとてもうれしそうです。友達の苗と自分の苗を見比べて、「葉っぱの形が違うね。」と言っている子や、「この子の名前、『きゅうちゃん』にしよっと。」と早速名前をつけている子もいました。その後、牛乳パックでプランターを作り、その中に苗をそうっと入れました。土を入れるときも、そうっと、そうっと。最後に、「大きくなってね。」と、水をあげました。大切に育てていきたい気持ちが伝わってきました。これから自分の野菜がどんなふうに形を変えて、大きくなっていくのか楽しみですね。

6年プール掃除

 6月24日(月)のプール開きに向けて、6年生がプール掃除を行いました。まだ先のことのように思いますが、掃除をした後に天日干しをしたり、地域の家庭の水圧を下げないようにゆっくりと注水したり、プールの水温を安定させたりと、逆算するとちょうどよいくらいです。1年ぶりのプールには、ヤゴがたくさんいました。後で逃がしてあげようと、まずはバケツに一時避難。掃除は、水バケツ部隊、タワシ部隊、デッキブラシ部隊などに分かれて、一生懸命に役割を果たしていました。掃除をしていて水がかかると、はじめは「冷たい!」と言っていましたが、そのうちに「気持ちいい!」という声に変わっていました。6年生のみなさん、プール掃除をありがとうございました。来年度からは、民営プールを利用して水泳指導を行う予定なので、新川小最後のプール掃除だったということかな?

 

今週の花「デルフィニウム」

 花一さんから今週の花が届きました。今週の花は「デルフィニウム」。デルフィニウム(Delphinium)の名前は、つぼみが「イルカ」(dolphin)の形に似ていることから、ギリシャ語の「イルカ」(delphis)を語源としています。また、日本では「ツバメ」の形に似ていることから、和名を「大飛燕草(オオヒエンソウ)」と言い、名前に「燕(ツバメ)」の漢字が使われています。イルカは幸運のシンボルとされていて、ツバメが巣を作ると縁起がよいと言われています。同じものを見ても、国によって「イルカ」に見えたり、「ツバメ」に見えたりしておもしろいですね。一方で、見え方が違っていても、同じ幸福を連想しているところは、とても不思議です。新川の子どもたちは、デルフィニウムのつぼみを見て、何を連想するのかな。

出前授業「6年 地球温暖化を防ごう」

 子どもたちにとって不思議な試薬(BTB溶液)を持参した市ゼロカーボンシテイ推進課の方がやってきました。温暖化を防ぐため、因果関係にある二酸化炭素の排出を減らしたいとプレゼンしました。私たちの吐く息にも二酸化炭素が含まれていることを確かめるために、BTB溶液で実験しました。代表の子の呼気をBTB溶液に通すと、液体が青色から黄色に変わり、子どもたちから「おお~」と声があがりました。二酸化炭素を増やさない工夫として、「電気を節約する」「リサイクルを進める」等の意見が出されました。最後に、電気自動車を紹介されたとき、「理科で勉強したモーターカーと同じだね。」と、これまで学習したことと結びつけて考えていました。

2年生「小畷方面の探検」

 2年生が生活科の学習の一環として、小畷方面へ探検に出かけました。歩いていくと、衣料品店、家電量販店、古紙リサイクル業者、ケーブルテレビ、自動車整備工場、金融機関、公園など、さまざまなお店や会社、公共施設などが現れ、その都度タブレットに記録していきました。「ここ、知っている。」と言う子もいれば、はじめて見るような子も多くいました。公園には樹木を整備している方がいて、子どもたちは興味深く作業の様子を見ていました。私たちの生活を支えてくださっている方がたくさんいましたね。