学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

特別で、幸せな、3年間!  3年生「なんでもポケット」最終回

1~3年生の各クラスで、学期に1回開催していただいているボランティアさんによる本に親しむ活動「なんでもポケット」が3年生の3学級で行われました。3年生にとっては、今日が最終回でした。

今回も、紙芝居あり、素話あり、切込み?絵本あり、絵本の読み語りあり、人形劇ありと、いつも同様にとても充実した内容となりました。小学校時代のよき思い出としてずっと心に残っていくことと思います。

紙芝居は「どろぼうくまさん」でした。先日の2年生でも読んでいただきましたので、私にとっては2回目の読み語りとなりましたが、2回目でより深く内容を味わうことができました。「くまさん」が一度森を離れたとき、盗んだ宝石を返し、罪を償って、またおじいさんのところへ「戻ったのかな?と。今回、そんなことを想像しました。繰り返し読むことで、物語の世界への想像が広がることを自分自身が実感させてもらいました。

素話は「エパミナンデス」でした。後半になればなるほど、子どもたちは話の展開を想像し、笑い転げていました。パンを子犬のように連れて帰る場面は、子どもたちにとってもお気に入りの場面となったことと思います。

読み語りの絵本は「びんぼうかみさま」でした。最後には「ため息」をつかないようにして、貧乏神を追い払うことができました。自分も気をつけたいと思う、深いお話でした。

3年生の最終回は、昨年度と同じように、「3まいのおふだ」を人形劇で演じていただきました。この人形劇が、「なんでもポケット」の思い出の一つとして、子どもたちの心に刻まれることと思います。こんな素敵な人形劇を観劇できる磯辺小の子どもたちは本当に幸せだと感じました。観劇で、感激しました。

3まいのおふだ.mp4

最後の学級は、「なんでもポケット」の代表の方により、「おしくらまんじゅう」を切込み?絵本を読んでいただきました。子どもたちを魅了するその語り口に改めて感動しました。「なんでもポケット」を楽しむことができる磯辺っ子は本当に幸せだとわらためて思いました。

おしくらまんじゅう 1.MP4