学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

成長の好循環を感じます。 2年生活科「1年生とのおもちゃ交流」

1,2年生の生活科では様々な「遊び」を通して、人や自然などに触れ、学びを深めていきます。「おもちゃまつり」も、1年生では昔遊びを教えてもらった老連会の方々と交流したり、その経験をいかして保育園児と一緒に遊んだりしました。2年生では、作ったおもちゃの出来具合を友達と試したり、1年生を学級に招いて一緒に遊んだりします。「遊び」は、1,2年生の学びに重要な役目を果たしています。

今日は、2年生が1年生を招いて、自作のゲームで一緒に遊ぶ交流会を行っていましたが、2年生の準備したゲームのレベルの高さに驚きました。ペットボトキャップロケットは、空気圧でキャップのとんだ距離を競っていました。昔は、シャンプーボトルが使われていたようですが、今は詰め替え用が主流となったので、代わりにペットボトルを使うそうです。ペットボトルならば、大小、硬軟、多種多様なので、ボトルを選択する楽しみもあるかと思います。

 「ムクロジの実」飛ばしは、「ムクロジ」が大好きな、磯辺小ならではのゲームのように思います。羽子板の羽根に使われた実ですが、今はこうして使われています。

「静電気つりぼり」は、ネットで見つけたようです。クリップと磁石を用いた魚釣りはこれまでも見ましたが、静電気を利用した魚釣りは初めて見ます。ビニール袋をこすり静電気を起こすして魚を釣り上げる方法は、科学的なアイデアだと感心しました。

ゆらゆらツリーも、こうしたゲームで遊んだことはありますが、自作のおもちゃでは初めて見たので、よく調べ学習がなされているなと感心しました。私もチャレンジしてみましたが2個の洗濯ばさみを使って土台を立てるだけでも、結構苦労しました。難易度別にいくつかのツリーが用意されていて、すばらしかったです。

牛乳パック射的もアレンジが広がりそうなゲームでした。サバンナに生息する動物をハンティングするパターンでもよいと思います。今日は得点札を倒すとパターンですが、高ささえ間違わなければいずれかの的に当たるので、やりがいのある楽しいゲームとなっていました。5つのゲーム、いずれもがルールがわかりやすく、繰り返しチャレンジできる楽しいゲームとなっています。

「遊び」を通して2年で大きく成長したことを実感できました。1年生もこの経験をいかし、来年度にさらにレベルの高いゲームを用意してくれるかと、この好循環に期待が膨らむばかりです。