学校ブログ 創立151周年の記録(主担当:校長)

やさしさに涙とよだれがあふれ出る! 6年調理実習 主菜と副菜

朝、教室まわりをしていると、「校長先生、調理実習でぎょうざを作ります!」と、6年生の子が情報をくれました。1日の仕事の予定を組み立てて、5時間目はチャイムが鳴る前からスタンバイ!授業開始は、予想に反して、昼放課からスタートしたようなので、ちょっと出遅れましたが、すでに調理室はおいしいにおいが漂い始めており、校長先生絶好調気分でした。さすが、6年生で、手際もとってもいいものでした。「大豆ハンバーグ」や「キャベツにらぎょうざ」など、肉なしナイスアイデアもいくつか見られ、すばらしいと感心しました。聞くところによると、前日にご家族の方とリハーサルもした子もいるとのことでした。各家庭のご協力に頭が下がります。

5時間目も終了間際には、何人かの子どもたちの料理は完成し、記録写真を終えて、いよいよ実食のときを迎えました。ちょうどそのとき、インターホンが鳴り、「職員室へお戻りください!」と呼び出され、後ろ髪引かれる思いで調理室を後にしました。

呼び出され、対応を済ましたあとも、調理室には戻りづらくなり、「あきらめました」と「カモメはカモメ」のメロディが頭の中を駆け巡ってっていました。そんなとき、6年生の子が校長室をノックして、「校長先生できました!」と再び私に調理室に戻るチャンスをくれました。そのやさしさが本当にうれしかったです。調理室に戻ると、ほぼすべての料理が完成していました。そこら中から「校長先生、食べますか!」と声をかけていただき、本当に幸せ者だと改めて感じました。今日もいい思い出をありがとうございました!