日誌

いよいよ1日の学校生活が始まります

 新年度になって2か月あまりの臨時休校が続き、その後、緊急事態宣言の解除を受けて学校再開を目ざして、分散登校をしステップを踏んで準備してきました。

 やっと6月1日からは、午前と午後の1日の平常日の学校生活がスタートします。5月29日はその最終ステップとして、ABに分かれていた生徒が同時に登校し、午前中3時間の授業を受けました。朝の登校時の体温・健康チェックから、授業後の教室や廊下、トイレ、水道等の殺菌消毒等、感染リスクがゼロでないこと前提に、学校生活をスタートさせています。もちろん全員マスク着用、手洗いの習慣は徹底して指導しています。生徒のみなさんも、協力し、登下校時もマスクを着用し、意識して距離をとることなど、新しい生活様式が少しずつ身についてきていると思います。しかし、同時に気の合う友達とは、つい接近して話をしたり、手や肩に触れたりする場面も目にしました。心配なのは気のゆるみでもあります。

   
 
ここから初夏の日差しと梅雨時の蒸し暑さがやってきて、マスク着用がつらくなります。1日の生活には、昼食時の生活がスタートし、特に感染予防のため制限することが多くならざろう得ません。トイレへ行く機会も多くなります。本当に大変なのは、ここまで取り組んできたことが、継続して実施できることです。自分とまわりのみんなの健康を考え、ソーシャル(フィジカル)・ディスタンスをとり、基本的な感染予防の行動を続けていくこと、それが「新しい日常」で求められていく生活様式です。大人も子どもも関係なく、みんなが取り組んでいくべきこととです。がんばりましょう。コロナウィルスという新たな脅威を乗り越えていくために。